美津村さん
のうた一覧
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音も匂ひも慣れてしまへば苦にならず迷はず働くは仕合せにして
平成二十八年九月二十六日
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湯玉浴び肌に負ひたる火傷の跡の一つふたつは誰にでもある
平成二十八年九月二十六日
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ひと夜経て未だ熱もつ熔解炉張り替ふる煉瓦もち昇りゆく
平成二十八年九月二十六日
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飛散して丸く固まりし湯玉の上フォークリフトに鋳型を運ぶ
平成二十八年九月二十六日
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ルツボより熔けしアルミを汲みあげて鋳型に注ぐ間言葉を絶ちぬ
平成二十八年九月二十六日
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職離れ友らを去りて無為の日に鉄橋渡る電車見て来ぬ
平成二十八年六月二十七日
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再びを生きることなき日に悔を重ね重ねて年逝かむとす
平成二十八年六月二十六日
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夏服冬服外套夏シャツ制服をまとめて返却すこの先はお仕着せのなき仕事がしたし
平成二十八年六月二十六日
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車庫線二十一番転轍機を渡りて入庫すこれが最後の乗務終りぬ
平成二十八年六月二十六日
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退職屆を書き終へ窓に遠き山の雲まだらなる夕燒けを見き
平成二十八年六月二十四日
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暖かき夜の空氣に花香り退職の心を云ひてきにけり
平成二十八年六月二十四日
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この乘務終へて云はむとする心確かめて山の驛を發ちきぬ
平成二十八年六月二十四日
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頑なに生きゐる者のかなしみを小さき職場の派閥に見たり
平成二十八年六月十九日
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言葉荒く我をののしりし君はまた他の一団の主人公となる
平成二十八年六月十九日
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心寄るも離るるもあり小さなる職場に噂は広がりてゆく
平成二十八年六月十九日
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始発電車は東に向けて発車しぬ迷へる我の心はれゆく
平成二十八年六月十七日
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定年を二ヵ月あとにし轢死せし保線手の家族が社宅出でゆく
平成二十八年六月十六日
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駅ホームに来たりし電車の窓ガラスに気弱な我の姿うつれり
平成二十八年六月十六日
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雨やみて光る線路をかげろひて去りゆく電車のいつまでも見ゆ
平成二十八年六月十四日
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汗あり化粧あり髪油あり匂ふ人らに分け入りて車掌我の客室巡る
平成二十八年六月十四日
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