美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
階段を二段飛ばしに駆け上がる早く告げたしこのよろこびを
平成二十八年一月七日
12
もっと見る
電線に絡みし凧の垂れさがり風の絶えたる町あたたかし
平成二十八年一月七日
7
もっと見る
凧あげる二人の童は土手のうへ光のなかを踊るがごとし
平成二十八年一月七日
10
もっと見る
鳴きながら群れをひきつれゆく一羽苦しかるらむ夕日を追ひて
平成二十八年一月七日
6
もっと見る
夕の鐘わたりゐるらむ門前町遠く想ひつつわが窓閉ざす
平成二十八年一月七日
5
もっと見る
奮発してお年玉を出しながら今年が終りの予感している
平成二十八年一月二日
6
もっと見る
濃い光と薄い光の流れ星連れ添うようにあと追うように
平成二十八年一月二日
9
もっと見る
飯粒が見えぬと老眼を嘆きたるかの日の母よりわが老い早し
平成二十七年十二月三十日
10
もっと見る
起きいでてしばし蒲団に座りゐつ目の醒めざれば目薬さして
平成二十七年十二月三十日
7
もっと見る
熱に臥し三日剃らざりしわが髭に白きが混るを今朝見出でたり
平成二十七年十二月二十九日
10
もっと見る
尊敬する人を問はれて亡き父と答へて受かりし入社試験なりき
平成二十七年十二月二十九日
10
もっと見る
視姦されたなどと少女ら話しつつ笑ひころげてバスを降りゆく
平成二十七年十二月二十九日
5
もっと見る
髪染めし少女は証書を受取りぬ校長に握手されはにかみにつつ
平成二十七年十二月二十九日
10
もっと見る
就職する数名にはなむけの言葉はなく迫る受験に励めの祝辞
平成二十七年十二月二十九日
7
もっと見る
練習して誦んじて来たる挨拶は吃りに吃りて時間かかりぬ
平成二十七年十二月二十七日
8
もっと見る
見つむれば木偶が仏に変りゆき世に亡き君の思はるるなり
平成二十七年十二月二十六日
6
もっと見る
神はわが心の内に在るものを外に求めて苦しみたりき
平成二十七年十二月二十六日
9
もっと見る
嵐の雨やめば虫鳴く暁に鎮痛剤が効きてまどろむ
平成二十七年十二月二十六日
5
もっと見る
雨ながら切れゆく雲間に光立ち明日を恃まむ心となりぬ
平成二十七年十二月二十六日
8
もっと見る
トロ箱のメバルを人らうち囲み指をたて声あげ競り始めたり
平成二十七年十二月二十六日
9
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[28]