美津村さん
のうた一覧
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サンルーフを開けて星を数へあふ流れし星には相声あげき
平成二十七年二月十五日
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白壁の傷みて荒土目に立つは古武士の腹切り想はるるなり
平成二十七年三月二十四日
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道際の草生に置かれし花束も霜に見分かず事故死の跡は
平成二十七年四月二十七日
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くもるガラスを拭きつつ急ぎ運転す間に合はざれば雨の所為にせむ
平成二十七年四月二十八日
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朝々の祈りの会の触れ太鼓打ち鳴らしゆく神の子ふたり
平成二十七年五月二日
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牡丹花は盛りを過ぎて哀れなり花の萎えたる色の醜さ
平成二十七年五月二日
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筆算を忘るるほどに計算機に慣れし暮しと今更に知る
平成二十七年五月六日
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自らは動かず人に従きがたく蹲るように過ぎしと思う
平成二十七年六月二十二日
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秘境の宿といへど液晶大画面お笑ひ芸人われらを笑はす
平成二十七年六月三十日
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満月をかすめて飛行雲伸びる下手もと明るく新聞配る
平成二十七年八月二十六日
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ひねる、叩く、伸ばす、押し付ける、骨盤のゆがみを直すか悪くするのか
平成二十七年九月二日
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陰ながら見護るなんて盗み見をされてるやうで薄気味わるし
平成二十七年九月十五日
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配達の終ればビールをひと飲みし深々眠らむ朝はや暑し
平成二十七年九月十五日
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ありのまま報告したれど告げ口をしたるやうで後味悪し
平成二十七年九月二十三日
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うまくいったとほくそ笑みつつかろうじて笑いをこらえるそのしたり顔
平成二十七年九月二十八日
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齢更けてますます団子となりし鼻鏡に見るさえほとほといやになる
平成二十七年十月二十二日
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月の夜をわが影踏みつつ蹴飛ばしつつポストへ楽しき手紙出しに行く
平成二十七年十月二十五日
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侵入者を防ぐか脱出をはばむのか門扉とざして鍵かかりいる
平成二十七年十二月十四日
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惰性を自覚し検札をする車掌我に厳しき視線ひとつまつはる
平成二十八年五月十八日
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空から死神が舞い降りたなんて他人事のような言葉も悲しきものを
平成二十八年六月二日
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