美津村さん
のうた一覧
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黒き梢の揺るるが見えて風の音と渓流の音と残照のなか
平成二十六年六月十八日
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風出でて霧のはれゆく山裾を登校してゆく学童の群れ
平成二十六年六月十四日
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野仏の赤き前掛鮮かに梅雨の晴間の夕陽さしこむ
平成二十六年六月九日
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日差なし風なし音なし匂いなし夜明けの森に鶯なくのみ
平成二十六年六月一日
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靄だちて白き日差しの菜畑に蜂の巣箱を運ぶ人びと
平成二十六年五月二十六日
11
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蜘蛛の子が糸曳きて飛ぶあまた飛ぶ光りつつ飛ぶ夕焼けの空
平成二十六年五月二十五日
8
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永久に残さむ願ひに深々彫られし歌碑 石は風化しその歌読めず
平成二十六年五月二十三日
8
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噴水は北に東に吹き乱れ向き定まらず虹定まらず
平成二十六年五月二十一日
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散り敷きて色の褪せたり腐りたり悪臭放つ日陰の椿
平成二十六年五月二十一日
5
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すぐそこに立ちたる虹を追ひかける追ひかけ追ひかけて山裾の村
平成二十六年五月二十一日
9
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散り敷きて色の褪せたり腐りたり悪臭放つ日陰の椿
平成二十六年五月十五日
5
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ネギ坊主を弾かせて吹く風の中縺れつつもつれつつ舞ふ白き蝶
平成二十六年五月十四日
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風化して誰の歌碑か草のなか無縁の墓石のごとく傾く
平成二十六年五月十二日
11
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麦畑の麦なびかせて吹く風の形やさしき夕べとなりぬ
平成二十六年五月五日
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乾ききる畑土潤すにわか雨雨の匂いに心ほぐるる
平成二十六年五月三日
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雨のあと俄かにさしくる日の光道に畑に湯気たち始む
平成二十六年五月三日
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村境の木橋の先は登り坂今日の散歩はここまで 帰らむ
平成二十六年四月二十五日
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飲み干しし缶コーヒーの空缶を岬の鼻から蹴り飛ばしたり
平成二十六年四月二十日
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遠き鉄橋を電車の渡りゆきしあとどろどろとしてその音聞こゆ
平成二十六年四月十七日
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群れに遅れ遅れつつゆく雁一羽 声しぼり鳴きしぼり鳴きつつ
平成二十六年四月十日
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