美津村さん
のうた一覧
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磨崖仏に心を寄せて幾世代継ぎこし村も人の減りたる
平成二十八年三月十八日
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葬りに誰も来ぬぞと戒めらる小さく葬儀を出す今の世に
平成二十八年三月十三日
12
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罵詈雑言をまくしたてくる若造に猿轡というもの咬ませやりたし
平成二十八年三月十三日
4
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目の前にドンと広辞苑を贈りやる少年よ言葉豊かに育て
平成二十八年三月六日
9
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正しい言葉を丁寧に使う人となれ心を込めて広辞苑を贈る
平成二十八年三月六日
10
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逃げ去りて鳥のいない鳥かごに春の陽が差すそよ風が吹く
平成二十八年三月三日
19
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螺鈿のひとつが欠けし座卓にこぼれたる酒のゆるゆる流るる老舗
平成二十八年二月二十九日
7
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老々介護に詰まりて首を締めしという豊かな国であるはずがなし
平成二十八年二月二十九日
8
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そのことにこだわるなかれと電話あり忠告か脅しか懇願するのか
平成二十八年二月二十九日
4
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防犯カメラに盗撮されて街角に立ち尽くしいるバカ面の吾
平成二十八年二月二十一日
9
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早々と花は摘まれて捨てられて地中の球根太らせるという
平成二十八年二月十八日
8
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亀の甲羅が浮きつ沈みつ見えていて春ぬくむらし池の水面も
平成二十八年二月十八日
15
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右行くか左か常々迷う道雪なき今朝は右の道行く
平成二十八年二月十八日
5
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遮断機を押し上げて一歩踏み出すは絶望であるか勇気であるか
平成二十八年二月十三日
8
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俎板を干せと言へば干す妻の丸まりし背よ老いにけるかな
平成二十八年一月二十五日
10
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声張りて凧揚げてゐし父と子の去りて砂浜夕凪となる
平成二十八年一月二十一日
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赤バイクの君と道に立ち話郵便もアルバイトが配る世と聞く
平成二十八年一月十九日
9
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窓の光に室内なべて黒々といさぎよしげに写れる写真
平成二十八年一月十三日
6
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自然主義写実主義など思えども今かかわりなし自分流たのし
平成二十八年一月十三日
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門松は取りのけられてこぼれたる笹の葉寒ざむ宮前の道
平成二十八年一月九日
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