美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
隣の家は売りに出されて音もなし門扉に絡み朝顔の花 ひとつ
平成二十八年七月十三日
14
もっと見る
パンクせしタイヤ取り換へゐるあひだ光差しつつ虹のたちゐし
平成二十八年十一月十一日
14
もっと見る
予期せざる言葉に戸惑ひ口ごもり頬熱くなりて部屋を出できぬ
平成二十八年十一月二十七日
14
もっと見る
働きつづけて病むか病むまで働くか硅肺検診車に鋳物師並ぶ
平成二十八年十二月十四日
14
もっと見る
色も艶も失せて埃のごとき髪母は髪より枯れ始めたり
平成二十九年一月十五日
14
もっと見る
短歌以上に人生に熱心であれと説く歌評の中の厳しき一節
平成二十九年三月七日
14
もっと見る
水管橋を自転車押して渡る人夕日に小手をかざしてたたずむ
平成二十九年六月六日
14
もっと見る
癌になつたよと電話に明るき君の聲明るき聲ゆゑ悲しみ傳ふ
平成二十六年三月三日
13
もっと見る
約束の場所だが目印の花がない冬の公園またひとまわり
平成二十六年三月二日
13
もっと見る
手を振る君がうしろの窓に見ゆるバス見送り見送り吾はたたずむ
平成二十六年三月三日
13
もっと見る
ゆび先を汚して土筆の袴をとる日の差す庭に妻と並びて
平成二十六年四月一日
13
もっと見る
菜畑のかげろふの中を來る姿若かりし日の妻かと思ふ
平成二十六年四月二日
13
もっと見る
雨に濡れ散りて眼鏡に張り付きし桜のひと片 わが視野閉ざす
平成二十六年四月六日
13
もっと見る
くどくどと聞き下さるな話したくないこと吾にも一つ二つあり
平成二十六年四月十八日
13
もっと見る
足元の猫を気遣いゆっくりと寝返りを打つ脚曲げたまま
平成二十六年四月二十四日
13
もっと見る
なにごとか有りしや無しや老人ら数多集まり川面見てゐる
平成二十六年四月二十六日
13
もっと見る
バス停に雨傘差して立つ少女バス来てバス去りまだ立ってゐる
平成二十六年四月二十八日
13
もっと見る
飯粒が見えぬと老眼を嘆きたるかの日の母よりわが老い早し
平成二十六年四月三十日
13
もっと見る
乾ききる畑土潤すにわか雨雨の匂いに心ほぐるる
平成二十六年五月三日
13
もっと見る
声ほそくなにか呟きたる妻に問ひ返すも憂き一日の終り
平成二十六年五月十日
13
もっと見る
[1]
<<
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
>>
[73]