美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
暖かき夜の空氣に花香り退職の心を云ひてきにけり
平成二十八年六月二十四日
4
もっと見る
ぼそぼそと理由を言ひて泊らざる妻帯者君はいかにも消極
平成二十八年七月十日
4
もっと見る
吹き荒れて黄砂に煙る英虞の海いづれの島も右に白波
平成二十八年七月十日
4
もっと見る
我が上を宣伝飛行機過ぎしより言ふ声間のびして遠ざかる
平成二十八年七月十七日
4
もっと見る
天秤ばかりの目盛を少なめに狂わせしと戦後の商いのみみっちい話
平成二十八年七月十八日
4
もっと見る
竹を割ったような性格なんて言うなかれ根上がり松の松の根吾は
平成二十八年七月二十四日
4
もっと見る
腕の蚊をひとたたきせむとしたれどもひと息吹きかけ吹き逃がしやる
平成二十八年八月二十九日
4
もっと見る
娶りてわづかなる月日にかはりたる我をいろいろに言ふ人の声
平成二十八年八月三十一日
4
もっと見る
我が知恵に計り難き身の回り四緑木星凶といでたり
平成二十八年九月十三日
4
もっと見る
型を込む鉄を鋳る鋳型の砂落すなべて百米のコンベアーの上
平成二十八年九月二十八日
4
もっと見る
風通し悪き倉庫に積み置ける煉瓦をしばりし縄腐りたり
平成二十八年十月二十七日
4
もっと見る
足重く疲れて寒き午後八時トラック仕舞ひし倉庫を戸閉す
平成二十八年十月二十八日
4
もっと見る
雨にはかに激しくなりし午前四時倉庫を開けてエンジン始動す
平成二十八年十月二十九日
4
もっと見る
渋滞する一台ごとの損失を積算したる統計ありや
平成二十九年四月十九日
4
もっと見る
茅葺き鐘楼門雨に湿りてしづかなり緑青色よき吊鐘つるす
平成二十九年六月二十日
4
もっと見る
百五円を百十円にするという二円は明らかな便乗値上げだ
平成二十六年三月六日
3
もっと見る
照りながらひかりつつ降る春の雪川上の村をかすませて降る
平成二十六年三月七日
3
もっと見る
右折して遠廻りして歸る街またあの女に會ふかもしれず
平成二十六年三月八日
3
もっと見る
雨の豫報は降らないままに夕暮れてはかどりたりし仕事を納む
平成二十六年三月十八日
3
もっと見る
明らかな作り笑ひで云つてみる媚びてゐると思はば思へ
平成二十六年三月二十一日
3
もっと見る
[1]
<<
63
|
64
|
65
|
66
|
67
|
68
|
69
|
70
|
71
|
72
|
73
>>
[73]