美津村さん
のうた一覧
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稲架に干す稲の連なる輪中堤羽根ひからせて蝗跳び交ふ
平成二十七年十一月二十九日
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この妻と共に過ごす一生かと嘆きたりしは言はず越えきぬ
平成二十七年十二月十日
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爪剥がれし足を庇ひて運転し夕べはいたくその足ふくるる
平成二十七年十二月十日
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好きともいえず嫌いでもなし美しき歯並びゆえの衝動にして
平成二十七年十二月十三日
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ボロの蒲団に裸でい寝て育ちしは吾とわが子と二代かはらず
平成二十七年十二月二十五日
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木の札を叩き合せて鯛を競る混るハコフグ蹴飛ばしながら
平成二十七年十二月二十五日
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そのことにこだわるなかれと電話あり忠告か脅しか懇願するのか
平成二十八年二月二十九日
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罵詈雑言をまくしたてくる若造に猿轡というもの咬ませやりたし
平成二十八年三月十三日
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過電流警報ブザーまた鳴れば冷房をとめ換気をとめぬ
平成二十八年五月七日
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出勤点呼乗務点呼終業点呼退出点呼かくしてもまだ事故は起る
平成二十八年五月九日
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手振り身振りで面白おかしく聞かされしが記憶残らず別れしあとは
平成二十八年五月二十四日
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やさしき雪崩いくつも続く谷の下幽かに水の流れゐる音
平成二十八年五月二十五日
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右の翼かがやきしあと尾翼ひかり朝日の前を戦闘機過ぎき
平成二十八年五月二十五日
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暖房に窓の曇りて暖かき電車に明るき朝光満ちぬ
平成二十八年五月二十八日
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神域にいわゆる核ボタンを持ち込みし穢き姿は記憶するべし
平成二十八年六月五日
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顎をあげ人を見下ろし能弁なれど自ら核を捨てるとは言わず
平成二十八年六月五日
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用心棒に身辺固めし親分を大がかりにした御一行様よ
平成二十八年六月五日
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任期短くかはりゆく区長助役らにまつはる人らに我はこだはる
平成二十八年六月十三日
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始発電車は東に向けて発車しぬ迷へる我の心はれゆく
平成二十八年六月十七日
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言葉荒く我をののしりし君はまた他の一団の主人公となる
平成二十八年六月十九日
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