美津村さん
のうた一覧
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運転台を風吹き抜ける堤防に停めてしばらく荷受書整理す
平成二十九年四月十四日
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帰りし倉庫に止め置くトラックの運転台それぞれにこもる運転手の体臭
平成二十九年四月十九日
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実粒小さく穂の立つままに稔りをりあはれ狭田に稲さへ貧し
平成二十九年六月二十日
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合掌屋根の障子いづれも灯のともり雨の荻町夜ひそかなり
平成二十九年六月二十日
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茣蓙拡げトラックの荷台で将棋さし友と積付けの順番を待つ
平成二十九年七月十四日
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杉山に杉の花粉の湧く空を飛行雲ひと筋はるかのびゆく
平成二十六年三月三日
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考へてよく考へて物云へとわが提案は斥けられぬ
平成二十六年三月十七日
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そんなはずは無いとおもって聞き返す君は語らず ただ笑うのみ
平成二十六年四月五日
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やや斜め前に座りし美しき女をチラ見しチラ見しつつ行く
平成二十六年三月二十一日
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天井裏に雨漏りの音つづきゐて眠られぬ夜のさみしく寒し
平成二十六年三月二十六日
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母屋から車庫へは十歩ほどの径番傘パキンッと広げてぞ行く
平成二十六年三月二十六日
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桜の蕾を見上げる数人の女高生「開花宣言」と笑ひ転げつ
平成二十六年三月二十七日
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旅の土産に君のくれし番傘を車庫の行き来に使ひて二十年
平成二十六年三月二十七日
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電線のカラスが窓越しに覗き見て起きろ起きろと朝々に鳴く
平成二十六年三月三十日
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冬用を夏のタイヤにつけ換へて遠く遊ばむ海の町まで
平成二十六年四月二日
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乾ききる庭土を打つ俄雨会はむと心を決めて電話す
平成二十六年四月五日
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裾を蹈んでよろける長きスカートは君に似合はず 思へど云はず
平成二十六年四月十三日
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遠き鉄橋を電車の渡りゆきしあとどろどろとしてその音聞こゆ
平成二十六年四月十七日
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予定早めて十二時前の特急で着くと電話あり声弾ませて
平成二十六年五月十一日
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二メートル近い大男にて暴れ者そんなもんだよアメリカ人は
平成二十六年五月十九日
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