美津村さん
のうた一覧
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非常時急停車弁の作動能力も確かめてわが乗る電車の点検終る
平成二十八年五月二十五日
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心寄るも離るるもあり小さなる職場に噂は広がりてゆく
平成二十八年六月十九日
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虹消えし遙に波の寄せる島雲間の光ひと筋立ちぬ
平成二十八年七月十日
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昼すぎの冬日の差せる浜部落遠き入江にかたまりて見ゆ
平成二十八年七月十二日
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薄曇リ暈ある月の右下に淡き光もつ夜の飛行雲
平成二十八年七月十七日
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始まりは筵掛けの見世物小屋そこを忘れて威を張る驕る
平成二十八年七月二十日
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復興の手をとめ貴人を迎える村学童ふたり瓦礫を拾う
平成二十八年七月二十三日
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月光冴えてかそけく風鈴聞こゆるは黄泉の境にたたずむごとし
平成二十八年七月二十五日
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心通ふのみに交はり我が狭く生きゐる術も安心ならず
平成二十八年七月二十七日
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ゆとりなき思ひに昂ぶり物言へば近きところに虹出でにけり
平成二十八年七月三十日
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ひたすらに話しし君の心をばひとりになりて我が思ひやる
平成二十八年八月七日
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何をしてゐるか雪降る午後八時灯点す君の窓に来たりぬ
平成二十八年八月十四日
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通夜の誦経聞きつつ我はどうしてもうとまれてゐる感じが去らず
平成二十八年八月三十日
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自らの名前を嫌ひし一生にて隱れて逃れて心こらへて
平成二十八年八月二十九日
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母に似て叔父叔母顔の色黒し髪を染め眼鏡かけ金歯がひかる
平成二十八年八月三十日
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岸壁を離れむとする黒き船ながくかかりて向きをかへたり
平成二十八年九月九日
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売り惜しみ在庫せし日の白煉瓦売れざるままに下積みとなる
平成二十八年十月二十七日
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トラックに煉瓦積み置き我は帰る明日走りゆく道順をメモして
平成二十八年十一月十七日
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雷低く近づく朝雨の中に幌をはりたるトラック乗り出す
平成二十八年十一月二十一日
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一人の部屋にひとり眠るに慣れし子が未明厠に起ちてゆく音
平成二十九年三月七日
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