美津村さん
のうた一覧
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冬うれし蜘蛛の巣顔に障るなし羽虫わが目に入る事もなし
平成二十七年十月二十九日
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葉付きのまま丸干し大根吊るす軒秋めく日が差す赤とんぼがくる
平成二十七年十月三十一日
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会葬場出でて濡れ行き角曲り其処で赤き傘ひらく女
平成二十七年十一月十三日
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見比べて余所と見比べ見比べて心落ち込む不運を嘆く
平成二十七年十一月十九日
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パイプオルガンの腹に響く低き音 名曲の中の不興の部分
平成二十七年十一月二十七日
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娶らむと決めてただ一度書き遣りし手紙を妻は今も持つらし
平成二十七年十一月二十九日
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この人に好かれむとして言ひなりになりきて結局軽んじられてゐる
平成二十七年十二月三日
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自由に意見を言へと促され言ひたりき結局そのあと疎まれきたり
平成二十七年十二月十日
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尾を切りし冷凍鮪の並べられ蒸気あがりをり射しくる朝日に
平成二十七年十二月二十五日
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嵐の雨やめば虫鳴く暁に鎮痛剤が効きてまどろむ
平成二十七年十二月二十六日
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視姦されたなどと少女ら話しつつ笑ひころげてバスを降りゆく
平成二十七年十二月二十九日
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夕の鐘わたりゐるらむ門前町遠く想ひつつわが窓閉ざす
平成二十八年一月七日
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右行くか左か常々迷う道雪なき今朝は右の道行く
平成二十八年二月十八日
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縄跳びの縄を買いきて縄跳びすせめて齢の数まで跳びたし
平成二十八年四月九日
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新しき制服の女学生ら降りゆきし電車に土筆幾本かあり
平成二十八年四月三十日
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乗客を見切りて発車する時にするどき罵声を車掌我が受く
平成二十八年五月十八日
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生きながら勲章受けてめでたき家衣服正して人ら出入りす
平成二十八年五月二十四日
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背の低きをとめをほめて言ふ母に我は視線をそらしてゐたり
平成二十八年五月二十三日
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ベトナム和平をつたへゐし電光文字色変へて桜の便りを始む
平成二十八年五月二十三日
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しっかり働きしっかり疲れて熟睡したしさしあたり今日のわが願いにて
平成二十八年五月二十四日
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