美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
月光にわが影わが乗るバイクの影バイクの荷台の新聞の影
平成二十六年十月十八日
5
もっと見る
ほの明けて街へくりだす鴉らに遅れてならず配達急がむ
平成二十六年十一月十九日
5
もっと見る
ダボダボと出すぎるインクにゆび汚し形見のペンをまだ使ひゐる
平成二十六年十一月十九日
5
もっと見る
歯石を除きつるつるする歯に舌先を遊ばせながら夕刊配る
平成二十六年十一月二十日
5
もっと見る
わが屋根の鴉にまじないかけてやる真っ白になれ声清くなれ
平成二十六年十一月二十一日
5
もっと見る
しばらく激しく降りて一気に雨あがる夕日にま向かひ新聞配る
平成二十六年十一月二十六日
5
もっと見る
城跡の城とは丸太粗組の砦なりきと立札記す
平成二十六年十二月八日
5
もっと見る
配達を終りて帰る丘の街道はまっ直ぐ川まで下る
平成二十六年十二月二十二日
5
もっと見る
バイクのエンジン澄みたる音に今朝響き新聞配る町空気冴ゆ
平成二十六年十二月二十四日
5
もっと見る
左利きを右に直されたるゆゑに一生われの書く文字拙し
平成二十六年十二月二十五日
5
もっと見る
迫り来るあの雲の下は雨ならむ雲に負けじと配達急ぐ
平成二十七年一月二十四日
5
もっと見る
前照灯の光を霧に突き刺して未明の街を新聞配る
平成二十七年二月十日
5
もっと見る
窓開けてご苦労さまと言ひくれる人の住む家角の向かうは
平成二十七年二月二十六日
5
もっと見る
霧に湿る新聞かばひつつ配り今朝わが体いたく疲れぬ
平成二十七年三月一日
5
もっと見る
女らが井戸端会議のその角を愛想笑ひして夕刊配る
平成二十七年三月四日
5
もっと見る
牛乳配る君と朝々出会ふ角今朝は吾より声かけ曲る
平成二十七年三月四日
5
もっと見る
右回りに配るか左かあの村をひと回りすれば配達終る
平成二十七年三月四日
5
もっと見る
日に干した俎板叩いて取り込んで大根を切る音たてて切る
平成二十七年三月五日
5
もっと見る
年上の一人が辞めゆきこの日頃にはかに老けたる思ひに働く
平成二十七年三月十四日
5
もっと見る
暗闇の空に無数のピンホール天国の青き光差し入る
平成二十七年三月十四日
5
もっと見る
[1]
<<
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
>>
[73]