美津村さん
のうた一覧
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部屋にこもり本ばかり読む知識人現場に出てきてウロウロウロウロ
平成二十六年八月六日
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水勢ははかり難しも岩石がはねる転がる流れるとどろく
平成二十六年八月十七日
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霧雨になべて濡れ立つ墓石に酸漿飾りて慎む人びと
平成二十六年八月二十日
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音も匂いも慣れてしまえば苦にならず愚直に働くは仕合せなるべし
平成二十六年八月二十日
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旧
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あきらめは深き悲しみに変わりつつ遠く虹立つ街を歩み来ぬ
平成二十六年八月二十一日
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旧作
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巣立ちゆき空となりたる鷺の巣に食い残されて蛙干乾ぶ
平成二十六年八月二十一日
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萬年筆のペンの形はなにゆゑにその形かと問はれぬ 知らず
平成二十六年九月二日
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脱硫して清しと宣伝する空気黄砂の空へ流れゆきたり
平成二十六年九月六日
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旧作
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地震に目醒めし後の激しき動悸やうやくしづまり二時を打ちたり
平成二十六年九月九日
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語尾ながくのばしてマイクに人を呼ぶ声が鉄鋳る工場にひびく
平成二十六年九月九日
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旧作
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真ん中を通って来たと言い放つ知恵なし度胸なし機会さえなし
平成二十六年九月十四日
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旧街道の「よもぎもち」の張り紙に三百年たちかえるわが想いかな
平成二十六年九月十四日
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今日我は殘業となるらむ熱下がり意識戻りし子の傍を立つ
平成二十六年九月十五日
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旧作
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塗り固めし漆喰ま白き直し後の目立つ大屋根君の住む家
平成二十六年九月十五日
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快晴なれど遠き山のひとところ次つぎ雲湧き直ぐ消えてゆく
平成二十六年九月二十二日
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稲刈機は稲刈りながら稲藁を細かく裁ちて撒き散らしゆく
平成二十六年九月二十八日
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残業手当も能率手当もなけれども今日よりポケットベルを持たさる
平成二十六年十月七日
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旧作
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住む人の少なき新しき街なれば家々の木々なべて幼なし
平成二十六年十月八日
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旧作
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貧しく嚴しく育てゆかむと思へども家を買ひしは結局子の爲
平成二十六年十月八日
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旧作
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悲しみは忘れなさいと勵ませど他人事なれば安堵してゐる
平成二十六年十月十四日
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