美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
信号待ちの車はなべて屋根ひかり動き出すとき右窓ひかる
平成二十八年九月十三日
6
もっと見る
疑へば心しづみて昼過ぎし霧の冷たき駅に降りたつ
平成二十八年九月十三日
9
もっと見る
風止絶えはやく曇りてくる空に鳶の声村に豆腐売る笛
平成二十八年九月十三日
8
もっと見る
我が知恵に計り難き身の回り四緑木星凶といでたり
平成二十八年九月十三日
4
もっと見る
霞だち午後しづかなる山畑に雀おどしの音の爆けぬ
平成二十八年九月十日
10
もっと見る
少しつよくネクタイを締めて雨の降る朝の駅に我は人を待つ
平成二十八年九月十日
6
もっと見る
駅の階段に書かれし色つき宣伝文字踏みつけてあまた人の上りゆく
平成二十八年九月九日
6
もっと見る
岸壁を離れむとする黒き船ながくかかりて向きをかへたり
平成二十八年九月九日
5
もっと見る
圧搾銃に鋲を打つ音響きゐて干拓地の日暮れ茄子色の靄
平成二十八年九月九日
8
もっと見る
何事か変化あるらむ予感して勤めむ今朝も家出でてゆく
平成二十八年九月九日
6
もっと見る
慣れてしまへば仕事はいづれも単調なるものをかの時思ひつめゐき
平成二十八年八月三十一日
2
もっと見る
娶りてわづかなる月日にかはりたる我をいろいろに言ふ人の声
平成二十八年八月三十一日
4
もっと見る
サングラスかけて帰り来る汝は陽炎の中をゆらめきて来る
平成二十八年八月三十一日
3
もっと見る
夜半過ぎの地震に目覚めて起きゆきし妻が厨に水を飲む音
平成二十八年八月三十一日
12
もっと見る
髪を洗ひ風に吹かれてゐる汝に右より早き夕月の差す
平成二十八年八月三十一日
7
もっと見る
巻雲と海の隙間に突き出でしあやまる岬を包む白波
平成二十八年八月三十日
8
もっと見る
朝霧の流れゆく先に連なるは石積む垣と屋根低き村
平成二十八年八月三十日
7
もっと見る
腕の蚊をひとたたきせむとしたれどもひと息吹きかけ吹き逃がしやる
平成二十八年八月二十九日
4
もっと見る
腹を上にし浮きくる金魚に手を添へて護りやりつついち日過ごす
平成二十八年八月二十九日
9
もっと見る
自らの名前を嫌ひし一生にて隱れて逃れて心こらへて
平成二十八年八月二十九日
5
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[28]