美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
- 寝入る奴寝たふりをして逃げきる奴聞き分け従ふは賢なりや愚や 平成二十六年四月二十五日 7 もっと見る
- 足元の猫を気遣いゆっくりと寝返りを打つ脚曲げたまま 平成二十六年四月二十四日 13 もっと見る
- 布団の中わが足元に入りきて猫の鼾は安らかなるかな 平成二十六年四月二十四日 11 もっと見る
- 窓近く鶯の声に目覚めたり心つつましく今日も励まむ 平成二十六年四月二十四日 11 もっと見る
- 遠き鉄橋を最終電車の渡る音猫も眠りぬ我も眠らむ 平成二十六年四月二十四日 10 もっと見る
- 「そんなことはありません」と言い切りて退いて来たれど自信はゆらぐ 平成二十六年四月二十日 9 もっと見る
- 湯を浴めば血の巡りよし次々に歌がわきくる愉しも愉し 平成二十六年四月十九日 6 もっと見る
- くどくどと聞き下さるな話したくないこと吾にも一つ二つあり 平成二十六年四月十八日 13 もっと見る
- 花苗売場に花苗求める人たちは表情明るし幸せそうなり 平成二十六年四月十七日 8 もっと見る
- 満月に遠吠えしたる狼の子孫のような夜の野良犬 平成二十六年四月十六日 6 もっと見る
- 現世のすべての淋しさ背負いたる満月眺めて動かぬ野良犬 平成二十六年四月十六日 7 もっと見る
- 売れ残る新聞数束積まれゐて廃品回収に引き取られゆく 平成二十六年四月十六日 10 もっと見る
- 明日でよし明日電話すればよし今すべきことをまた怠っている 平成二十六年四月十五日 11 もっと見る
- 籠から逃げし番のインコ帰るかもしれずと籠開け窓開けて待つ 平成二十六年四月十五日 11 もっと見る
- 人生は大方過ぎぬ 終末に近づく日々を楽しく暮らさむ 平成二十六年四月十四日 8 もっと見る
- 車止め深くゆっくり息をして胸の痛みの鎮まるを待つ 平成二十六年四月十四日 14 もっと見る
- 右脚から右から右から踏み出す癖右の足首左より太し 平成二十六年四月十四日 10 もっと見る
- よき歌を読んで学ばむくり返し読む文庫本正岡子規歌集 平成二十六年四月十三日 11 もっと見る
- 恥をさらし悔を重ねて生きをれど悪事は為さず悪事に関はらず 平成二十六年四月十三日 7 もっと見る
- 松毬を蹴飛ばし蹴飛ばし下る坂片目のつぶれし野良猫と遇ふ 平成二十六年四月十二日 6 もっと見る
