美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
- 右窓から左の窓へ風抜ける小部屋に寝起きすわれは地球人 平成二十六年六月二十二日 10 もっと見る
- つかの間を晴れたる空の虹低く田舟掉さす農婦は若き 平成二十六年六月十八日 10 旧作 もっと見る
- ここちよき風に花散る池の辺を嫁入り荷物の車過ぎゆく 平成二十六年六月十八日 16 旧作 もっと見る
- 水仙の花咲くそばに犬来たりしきりに鼻を動めかすなり 平成二十六年六月十八日 12 もっと見る
- 雨降れば雨に濡れて帰ればよし病み衰へて傘さへ重し 平成二十六年六月十六日 8 旧作 もっと見る
- 梅雨晴れの日差に窓を開け放つ暑きひと日を喜び生きむ 平成二十六年六月十六日 14 もっと見る
- 屋上に日を浴び空に融けゆかむわが魂はいま宇宙人 平成二十六年六月八日 16 もっと見る
- 人間を善玉悪玉に仕分ければ悪玉人間われのみならむ 平成二十六年六月七日 8 もっと見る
- その角は怖き鬼の入り口よ注連縄はりて防がむ病魔貧魔を 平成二十六年六月五日 6 もっと見る
- 数人を下ろして電車は発ち行きぬ行くての町には幸あるごとく 平成二十六年六月四日 17 もっと見る
- 突き詰めてつきつめつきつめ突き詰めて結局好きと嫌いに分ける 平成二十六年六月三日 9 もっと見る
- 物言わず目立たぬように人々に紛れておればよかったものを 平成二十六年六月二日 8 もっと見る
- あきらめて怒りも嘆きも今はなし時が心をほぐしくれたり 平成二十六年六月二日 10 もっと見る
- アホ バカ トンマ マヌケ ヨタモノ フヌケなど吾を表す言葉まだ足りず 平成二十六年六月一日 5 もっと見る
- 金絶ゆれば無縁仏と見なされて隣の墓石は取り除けられぬ 平成二十六年六月一日 6 旧作 もっと見る
- 起きいでてしばし蒲団に座りゐつ目の醒めざれば目薬さして 平成二十六年五月二十七日 5 もっと見る
- 自殺する勇気がなくて生きてきた鬱に入るとき湧きくる思ひ 平成二十六年五月二十五日 10 もっと見る
- 一杯だけが二杯三杯三時間そのあと記憶なし老いて愚かなり 平成二十六年五月二十五日 6 もっと見る
- 鳴りて止み鳴りて又止み鳴りて止む電話の向かうでためらふは誰 平成二十六年五月二十四日 6 もっと見る
- 惚けてゐるか惚けてゐないかわからないわからないから惚けてゐるらむ 平成二十六年五月二十四日 4 もっと見る
