美津村さん
のうた一覧
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消耗品のごとき我らの使はれ方を真剣にいきどほりし日はなかりしか
平成二十九年二月二十一日
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形崩れ拡がりてゆく飛行雲小豆の色に夕焼け保つ
平成二十九年三月五日
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水平線に朝の日を受け垂直に飛行機雲はたちあがりくる
平成二十九年三月五日
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うれしくも悲しくもなき表情で嫁ぎ来し日の汝を忘れず
平成二十九年三月七日
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杓三つ寄せ合ひ一気に鉄注ぐ三人共に呼吸を止めて
平成二十九年三月十日
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鋳込み終へ鋳物師去りし鋳込場の梁に野鳩のくぐみ鳴く声
平成二十九年三月十二日
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老人の多き葬列過ぐる道トラック止めてながく我は待つ
平成二十九年三月二十八日
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野火あかく連なる棚田見上げつつ日暮の峡をトラック走らす
平成二十九年三月二十八日
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窓に移る雲に朝の光きざし鐘鳴れば人に先がけ起きぬ
平成二十九年四月二十日
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七年間勤めて貰ひし退職金は初めて我が見る小切手なりき
平成二十九年五月三日
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バックミラーに焔とうつりゐし夕日御在所岳に素早く落ちぬ
平成二十九年五月十四日
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雨やみし朝の日差に茅の屋根いづこも激しく湯気あげはじむ
平成二十九年六月二十日
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鋳物師が茣蓙に寝てゐる昼休み物音しのばせ煉瓦を運ぶ
平成二十九年七月一日
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乾きくる空気に狂ふロボットは熔けたる鉄をこぼしつつ注ぐ
平成二十九年七月十六日
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雨ははや霧に變はりてあたたかしストーブ消して窓開け放つ
平成二十六年三月二十日
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金を背負ひて 金の重みに沈みたる 政治家幾たり 今またひとり
平成二十六年四月八日
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調光照明を眩しきまでに明るくし集合写真に探す君の顔
平成二十六年四月一日
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なみなみとコップに酒を注ぎあひて深き友情長く保たむ
平成二十六年四月五日
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見學してゐればよしと勞られ見學してゐる疎外されてゐる
平成二十六年四月八日
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「そんなことはありません」と言い切りて退いて来たれど自信はゆらぐ
平成二十六年四月二十日
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