美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:仕事 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
線路に沿いトラック走らすわが顔を電車の窓から人ら見ている
平成二十六年十月十六日
4
旧作
もっと見る
手の甲で蠅を払うようにして「持って帰れ」と追い払われる
平成二十六年十月九日
6
もっと見る
エンジンの熱気に運転台暑く日差は深くわが膝に差す
平成二十六年十月九日
9
旧作
もっと見る
鉄道員の鑑となすは転轍機の常なる手入れと教わり励みき
平成二十六年十月九日
4
思い出
もっと見る
心臓の鼓動が背中までひびき疲れすぎたる今夜眠れず
平成二十六年十月八日
14
旧作
もっと見る
機械止り鉄鋳る人ら去りゆけば梁に野鳩のくぐみ鳴く声
平成二十六年十月七日
8
旧作
もっと見る
渋滞する一台ごとの損失を積算したる統計ありや
平成二十六年十月七日
2
旧作
もっと見る
残業手当も能率手当もなけれども今日よりポケットベルを持たさる
平成二十六年十月七日
5
旧作
もっと見る
柿あまた吊るし干したる軒の下油匂う手に小切手を貰う
平成二十六年十月一日
4
旧作
もっと見る
口乾き緊張して我は人を待つ嫌はれても矢張り云はねばならぬ
平成二十六年九月二十三日
6
旧
もっと見る
やめゆきし老鑄物師が工事現場で交通整理の旗振りてゐき
平成二十六年九月二十三日
3
旧作
もっと見る
辞めようかとわきくる迷い何度めかよく働いた働きすぎた
平成二十六年九月十四日
11
もっと見る
語尾ながくのばしてマイクに人を呼ぶ声が鉄鋳る工場にひびく
平成二十六年九月九日
5
旧作
もっと見る
腰痛め珪肺を病み職去りし鑄物師多く大方老いてゐき
平成二十六年九月三日
8
旧
もっと見る
おづおづと口ごもりながら物云ひて結局この人に嫌はれてゐる
平成二十六年八月二十九日
7
旧作
もっと見る
雨やみし夕べは手足ただに冷え勤めはむなしき思ひとなりぬ
平成二十六年八月二十五日
6
旧
もっと見る
音も匂いも慣れてしまえば苦にならず愚直に働くは仕合せなるべし
平成二十六年八月二十日
5
旧
もっと見る
理屈なんか言っていないで現場に行き即断即決指示出すがよし
平成二十六年八月十七日
6
もっと見る
慣れてしまへば仕事はいづれも單調なるものをかの時思ひつめゐき
平成二十六年八月十七日
6
旧
もっと見る
私服に着替えて作業場に戻りこし上司いたく弱々し年老いて見ゆ
平成二十六年八月五日
6
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[22]