美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：友達 並び替え：新着順)
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- 刈り上げて涼しそうだと声かけぬまじる白髪に気づかぬふりして 平成二十六年八月二十三日 9 もっと見る
- ヤレヤレと思わず漏れたるため息は君にはあてつけに聞こえたらしき 平成二十六年八月二十三日 8 もっと見る
- 少し強くネクタイ閉めなほし雨の降る朝の駅に来る君を待つ 平成二十六年八月十一日 10 もっと見る
- 風の向き変わりて俄かに蒸す午後を来る君を待つ服着替えて待つ 平成二十六年八月五日 6 もっと見る
- 憤りこらふる故か無口なる君は折々熱き茶を飲む 平成二十六年七月二十三日 6 旧作 もっと見る
- 蓮の葉に受けて玉なすその泪呑みて癒さむ君の悲しみ 平成二十六年七月二十日 9 もっと見る
- 管理職の眼光衰へぬ元上司老いて變はらず人間變はらず 平成二十六年七月十三日 6 もっと見る
- ひと足ごとに息つき息つき坂登る坂の上に君の待つゆゑ 平成二十六年七月八日 7 もっと見る
- 街のゴミを毎日集めて働く君勳章貰へず勳章慾しがらず 平成二十六年七月三日 9 もっと見る
- 坂の上の壁白き家に灯の点り窓に動く君の影見ゆ 平成二十六年六月二十八日 17 もっと見る
- 胸の高鳴りは若き日のまま君を待つ孫の一人を伴い来るという 平成二十六年六月十九日 7 新作 もっと見る
- 振り返り振り返りつつその度に手を振り手を振り遠ざかる君 平成二十六年六月十五日 17 もっと見る
- うとましく栗の花の匂う家雷鳴り雨降り待つ君は来ず 平成二十六年六月十四日 5 もっと見る
- 葦群をなびかせて吹く風の先木橋を渡り来る君のかげ 平成二十六年六月六日 9 もっと見る
- 蜜柑色のブラウスよけれ雑踏の町を去りゆくわが佳き人は 平成二十六年六月六日 6 もっと見る
- かげらふの中に右むき左むきパラソル回しゐき若き日の君 平成二十六年六月五日 18 もっと見る
- 粒選りの梅を送るといふ便り文字美しくて梅の実思はしむ 平成二十六年六月四日 16 もっと見る
- 雨のなか遠く帰り行く人に傘も貸さずに別れたりにき 平成二十六年六月四日 10 もっと見る
- 宛書までワープロに打ちて来る手紙こころ移りゆく人かと思ふ 平成二十六年六月三日 4 もっと見る
- 退院したから遊びに来いと電話あり声みなぎりて笑い方もよし 平成二十六年六月三日 5 もっと見る
