美津村さん
のうた一覧
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ほの明けて街へくりだす鴉らに遅れてならず配達急がむ
平成二十六年十一月十九日
5
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ほどほどに老いの身鍛へる運動よバイクの乗り降り日に三百回
平成二十六年十一月三日
7
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カーブミラーに写る野の先白みをりその角曲がれば配達終る
平成二十六年十一月三日
10
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事故に遭ひ運ばるることもあるならむ下着に常に氣を遣ひおく
平成二十六年十一月三日
13
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軒並びの八軒駆足で配達すバイクを置きて新聞抱へて
平成二十六年十一月三日
6
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蓬を摘んでゆっくりゆっくり野を帰る夕刊配りし春風のなか
平成二十六年十一月三日
13
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前輪に小石を踏んでよろめきぬバイクに乗るのも老いては難し
平成二十六年十一月一日
8
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雲の間に出たり隠れたりする月と戯れあひつつ新聞配る
平成二十六年十一月一日
13
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また星の流れゆきたる野の先に潜む軍のごとき家群
平成二十六年十月三十一日
8
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配達に行きて貰ひし大根のみずみずしきかなバイクの籠に
平成二十六年十月三十一日
9
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橋渡り角を右折れ左折れ右に行く日は気の昂ぶる日
平成二十六年十月三十一日
6
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数知れぬ星の一つにわが如く新聞配る命もあらむ
平成二十六年十月三十一日
9
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月光にわが影わが乗るバイクの影バイクの荷台の新聞の影
平成二十六年十月十八日
5
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高枝に熟れ柿三つ四つ残りゐて宇宙の底まで今朝晴れあがる
平成二十六年十月十八日
14
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午前二時勤めに出づるわが音を目醒めぬふりして妻の知るらし
平成二十六年十月十八日
9
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配達の道に倒れむ終り方覚悟してゐるおそれてもゐる
平成二十六年十月十八日
6
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赤き月碧き月今朝は白き月月かげ愉しみ新聞配る
平成二十六年十月十八日
7
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業者我らに愛想よかりしこの人も職場の長となりて変りぬ
平成二十六年十月十六日
4
旧作
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理路整然隙なく言いて自らは動かず済ますこのネクタイ氏
平成二十六年十月十六日
4
旧作
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話題なく気まずく対いいる時にベル鳴れば立ちて受話器をつかむ
平成二十六年十月十六日
6
旧作
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