美津村さん
のうた一覧
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千円からお預かりしまぁすといふ声も今は聞き慣れ釣銭を待つ
平成二十七年二月十五日
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点止めにて続く言葉をしばしば待ち今日の代筆いたく疲れぬ
平成二十七年二月十五日
3
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鳴きたてる鴉に急かされ森を行くうす暗き道湿気寒むの道
平成二十七年一月六日
8
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受信メールを消去しつつ懐かしむ手紙を焼きし若き日の感傷
平成二十七年一月三日
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墓石は水に洗われひび割れと黴あと目立つ裸体のごとし
平成二十七年一月二日
9
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村人ら普段着のままの初詣で交わす言葉は飾らずあらく
平成二十七年一月二日
11
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五十年前に勤めたりし電鉄株をあの時買へばよかった 悔し
平成二十六年十二月三十日
8
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かつての如く時計を早めて会ひにゆく店は昔のままあるといふ
平成二十六年十二月二十五日
7
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左利きを右に直されたるゆゑに一生われの書く文字拙し
平成二十六年十二月二十五日
5
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傾ける老躯に宿りたるゆゑに心も傾く吾かと思ふ
平成二十六年十二月二十五日
4
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左靴の底が左へ片減りす老いて体の傾く証
平成二十六年十二月二十五日
9
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残る生に起りうる事あり得ぬ事空想仕分けて無しに片寄る
平成二十六年十二月二十四日
3
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高枝にひとつ残れる熟れ柿は如何なる時に落ちるにあらむ
平成二十六年十二月二十四日
3
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いち日にこんなに伸びるか彼岸花地蔵の背丈を今朝越えてゐる
平成二十六年十二月二十二日
8
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その事はひとまずおいてと遮られわが提案は退けられぬ
平成二十六年十二月十三日
6
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脚太き馬の背に積む奉納の酒樽揺れて酒の匂ふも
平成二十六年十二月十三日
8
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少しおどけてその場は繕ひ得たれども見拔かれてゐる輕蔑されゐる
平成二十六年十二月八日
8
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城跡の城とは丸太粗組の砦なりきと立札記す
平成二十六年十二月八日
5
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永代供養を保証するといふけれどその寺永代に続くや否や
平成二十六年十二月五日
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足音を忍ばせて行かむか荒立てて走り抜けむか暗がりの路地
平成二十六年十二月四日
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