美津村さん
のうた一覧
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俎板を干せと言へば干す妻の丸まりし背よ老いにけるかな
平成二十六年四月二十八日
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地震の前兆は全て事後に語られて予て役にたちたる例なし
平成二十六年五月五日
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わが姿を追ひて角度を変へてゐる監視カメラを横目に見て行く
平成二十六年五月六日
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一晩くらゐ眠らなくてもよしなどと笑ひあひつつ眠らず励みき
平成二十六年五月七日
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耳飾の落ちたる音に気をなほし たがひに言葉をまた繋ぎたり
平成二十六年五月八日
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ネギ坊主を弾かせて吹く風の中縺れつつもつれつつ舞ふ白き蝶
平成二十六年五月十四日
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なんとかなるさなんとかなるさと過しきぬ なんとかなるさ老いゆく先も
平成二十六年五月十五日
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自殺する勇気がなくて生きてきた鬱に入るとき湧きくる思ひ
平成二十六年五月二十五日
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あきらめて怒りも嘆きも今はなし時が心をほぐしくれたり
平成二十六年六月二日
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雨のなか遠く帰り行く人に傘も貸さずに別れたりにき
平成二十六年六月四日
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夢の母モンペを穿きてうら若く銀紙に包み鶏焼きてゐき
平成二十六年六月五日
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つかの間を晴れたる空の虹低く田舟掉さす農婦は若き
平成二十六年六月十八日
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旧作
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右窓から左の窓へ風抜ける小部屋に寝起きすわれは地球人
平成二十六年六月二十二日
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梅雨の晴れ間の光みなぎる山の村布団を叩く音響きたつ
平成二十六年六月二十九日
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夕映えに稲田まぶしく照りわたり遠き部落の屋根はきらめく
平成二十六年七月七日
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旧作
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石鹸の匂ひ漂ふ女ふたりバス下りるとき中國語交はす
平成二十六年七月九日
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庭に干す小豆に昼の光差し宝石にも見ゆ血の色にも見ゆ
平成二十六年七月九日
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雨に流れて文字読みがたきハガキなれど書かれし事も心も解る
平成二十六年七月十八日
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亡き母の齡をすでに超えたれど母に會ひたし亡き母戀し
平成二十六年七月二十日
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風に揺れる水仙の花に鼻寄せて戯れゐたり野良の子犬は
平成二十六年七月二十四日
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