美津村さん
のうた一覧
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ひるがへりつつ竹の葉散れば幽けくも空気が動く朝光うごく
平成二十九年四月二十日
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木洩れ日の動く木叢の厚き苔ふはふは踏みて我が巡り行く
平成二十九年四月二十一日
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吹く風の届かぬ木叢の下道に杖に頼りてゆきなづむ君
平成二十九年四月二十一日
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霧を透し光の動く丘の上新しき我が家の見えゐる
平成二十九年五月一日
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貧しく厳しく育てゆかむと思へども家を買ひしは結局子の為
平成二十九年五月一日
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終電車過ぎし深夜の仕舞ひ風呂湯槽の浅き湯にくつろぎぬ
平成二十九年五月三日
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川霧の中に朝日の浮く河口警笛鳴らしあひ蜆舟ゆく
平成二十九年六月十一日
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トラックを入れむと開けし戸口より鋳込場を風の吹き抜けてゆく
平成二十九年六月二十六日
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花なんか咲いてないよと電話して君を待つ園霜柱たつ
平成二十六年三月二日
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雨やみてにはかに冷えくる夜の街咳き込み咳き込みゆく人の影
平成二十六年三月七日
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加湿器の蒸気に小さき虹たちて窓に深ぶか夕光の差す
平成二十六年三月十三日
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川なかの木杭にとまる川鵜らは羽を広げて春日差のなか
平成二十六年三月二十日
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あれもそれも捨てて逃れてまもりしはかくつつましき妻との暮らし
平成二十六年三月二十四日
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服装をただして出直せと上役の不快感はその目に見たり
平成二十六年三月二十五日
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土の上に顎を落して眠る犬鎖に繋がれ終る生かなし
平成二十六年三月二十七日
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山猿を防ぐとめぐらす柵のなか畑打つ人らは囚人のごとし
平成二十六年三月二十九日
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右脚から右から右から踏み出す癖右の足首左より太し
平成二十六年四月十四日
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売れ残る新聞数束積まれゐて廃品回収に引き取られゆく
平成二十六年四月十六日
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十六年我家に共に暮す猫そのなき方は「じろじろ見ないで」
平成二十六年四月十九日
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遠き鉄橋を最終電車の渡る音猫も眠りぬ我も眠らむ
平成二十六年四月二十四日
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