美津村さん
のうた一覧
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ブランコを大きく漕いでみる愉し両脚伸ばして夕日蹴飛ばして
平成二十七年四月二十八日
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麦畑は刈られて風のひかるなか落穂を拾う白き鷺二羽
平成二十七年六月七日
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家々に梅干を干す匂ひたち日差眩しき梅雨明けの村
平成二十七年八月八日
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梅雨明けて開け放ちたるわが家を風吹き抜ける蝶飛びぬける
平成二十七年八月八日
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硬き心をほぐせ開けと照り返す白より白き雪の輝き
平成二十八年一月二十五日
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幾らにもならずと妻の嘲へども配達は楽し時が早く過ぐ
平成二十八年一月二十五日
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峰ふたつやさしき姿あらはしぬ西風やみて雲晴れしところ
平成二十八年四月十日
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男のごとき物言ひをして歩みゐる少女子二人漁師の町に
平成二十八年四月十一日
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訛りなく清き声にて話しくる君の電話はいつも簡潔
平成二十八年四月十四日
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幾度のためらひの末に打ち明けむ雨降る町の赤電話に来つ
平成二十八年四月十八日
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長き乗務終へて月照る山峡の駅に降り立ち聞く虫親し
平成二十八年四月二十八日
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黄砂にかすむ野を行き行けば夕焼けて脚裏ひきつるわが影薄くなる
平成二十八年五月二日
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定年を二ヵ月あとにし轢死せし保線手の家族が社宅出でゆく
平成二十八年六月十六日
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この乘務終へて云はむとする心確かめて山の驛を發ちきぬ
平成二十八年六月二十四日
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とつぎくる不安を言ひし君が姿バックミラーにまだ見えてゐる
平成二十八年八月七日
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薔薇の花垣にめぐらし君の住む家に静かに降る午後の雨
平成二十八年八月十四日
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午前三時汝のやすけき息聞こえ冴えたる月の窓に差し入る
平成二十八年八月二十八日
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戦中に産まれて勲と名付けられ敗戦の世をとろとろと来し
平成二十八年八月二十九日
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胎動のあるをしきりに言ひをりし妻がはやくも寝息をもらす
平成二十八年九月十五日
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出産予定日過ぎゐる妻の足の爪今朝は素直に我が切りやりぬ
平成二十八年九月十五日
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