美津村さん
のうた一覧
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会話絶え乾ききる部屋蒸気上げる加湿器の音たかまり聞こゆ
平成二十六年四月二十六日
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車のドアをプイッと腰で閉めし君スキップ踏んで小走りに来る
平成二十六年四月二十九日
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今日は母の何回忌なりしや仏壇に灯ともすことも忘れ過ぎたり
平成二十六年四月三十日
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生きてる間なんとか使へる歯でよしと保険適用の安き歯つくる
平成二十六年五月二日
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酒飲めば酔い潰れるまで飲みたりき若き日恥ずかし若き日を悔ゆ
平成二十六年五月五日
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抜けし歯を屋根に投げたる幼き日父を信じて仕合せなりき
平成二十六年五月九日
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「人間の一生なんて」と言ひかけていまはの母のなに思ひけむ
平成二十六年五月十日
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風化して誰の歌碑か草のなか無縁の墓石のごとく傾く
平成二十六年五月十二日
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飼犬の墓かと見紛ふ歌碑ありてわが知らぬ人のわが知らぬ歌
平成二十六年五月十六日
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靄だちて白き日差しの菜畑に蜂の巣箱を運ぶ人びと
平成二十六年五月二十六日
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風出でて霧のはれゆく山裾を登校してゆく学童の群れ
平成二十六年六月十四日
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鉄塔の高きに作業する人の下を見るときヘルメット光る
平成二十六年六月二十四日
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雷雨に打たれ落ちたる蝉の抜殻は浮きつ弾みつ溝を流れゆく
平成二十六年七月二十八日
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胎動のあるをしきりに云ひをりし妻がはやくも寢息たてをり
平成二十六年八月十一日
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旧作
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辞めようかとわきくる迷い何度めかよく働いた働きすぎた
平成二十六年九月十四日
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手術室を出でくる妻を我は待つ和英の聖書置かれし部屋に
平成二十六年十月一日
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旧作
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眩暈して息切れもしてしゃがみこむ四階の踊り場新聞抱へて
平成二十六年十一月二十六日
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新聞破損の苦情を受けて詫びにゆく詫び方あれこれ考へつつ行く
平成二十六年十一月二十七日
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村人ら普段着のままの初詣で交わす言葉は飾らずあらく
平成二十七年一月二日
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庭の日に俎板干されあたたかし媼に声かけ夕刊手渡す
平成二十七年一月二十四日
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