美津村さん
のうた一覧
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またひとり亡くなりたりと寝たきりの母が気配を察して話す
平成二十九年一月十五日
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トタン屋根を落葉吹かるる音の下居残りて煉瓦に縄をかけゐる
平成二十九年三月四日
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湯玉浴びし服の焦げ穴繕ふに慣れたる妻よ我に来て九年
平成二十九年三月十九日
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手術後の点滴に汗吹きいでて右頬赤く妻眠りをり
平成二十九年三月十九日
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住む人の少なき新しき丘の町家々の木々なべて幼し
平成二十九年五月一日
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匂ひたつ葱の畑のひと騒ぎ鼠をつかみ鳶飛び立ちぬ
平成二十九年五月一日
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病み呆け五階に隔離されし父帰らむとして荷をまとめ持つ
平成二十九年五月四日
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風を孕み荷台のシートのなびく音静かになるまで速度を落す
平成二十九年五月十四日
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心臓の鼓動が背中までひびき疲れすぎたる今夜眠れず
平成二十九年五月十四日
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子供らの遊ぶ声なき校庭は春休みの間に桜散り始む
平成二十六年三月二十九日
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少しだけほんの少しだけ欲しい常に微笑む君の優しさを
平成二十六年四月二日
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スカートの奥までうつりそうな床新築ホテルの大理石の床
平成二十六年四月三日
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よき歌を読んで学ばむくり返し読む文庫本正岡子規歌集
平成二十六年四月十三日
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籠から逃げし番のインコ帰るかもしれずと籠開け窓開けて待つ
平成二十六年四月十五日
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明日でよし明日電話すればよし今すべきことをまた怠っている
平成二十六年四月十五日
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ビル風は街角ごとに吹き乱れ春まだ寒し君の住む町
平成二十六年四月二十二日
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一足す一が五にも六にもなるという励まし信じて結婚したりき
平成二十六年四月二十二日
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窓近く鶯の声に目覚めたり心つつましく今日も励まむ
平成二十六年四月二十四日
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布団の中わが足元に入りきて猫の鼾は安らかなるかな
平成二十六年四月二十四日
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提案と称してアレコレ言ひくるはアレコレしろと命じるごとし
平成二十六年四月二十六日
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