美津村さん
のうた一覧
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羽根の先ちぎれし鴉がわが町に四五日なきゐしがこの朝鳴かず
平成二十九年六月十一日
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雷雨去り雨垂れの音間どほくなる庭に鈴虫鳴き始めたり
平成二十九年六月十一日
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水にかがみ蜆を笊にすくふ人いづれも腰に籠をさげをり
平成二十九年六月十一日
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朝風に葦群なびく川原を横切る燕は物くはへゐつ
平成二十九年六月十一日
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川霧の中に朝日の浮く河口警笛鳴らしあひ蜆舟ゆく
平成二十九年六月十一日
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手真似して何か物を言ふらしと我が寄る父の涙ためゐつ
平成二十九年五月四日
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終電車過ぎし深夜の仕舞ひ風呂湯槽の浅き湯にくつろぎぬ
平成二十九年五月三日
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不寝番の夜明け味噌汁炊けてくれば早番勤務者を起して回りし
平成二十九年五月三日
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鉄道員の鑑となすは転轍機の常なる手入れと教はり励みぬ
平成二十九年五月三日
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七年間勤めて貰ひし退職金は初めて我が見る小切手なりき
平成二十九年五月三日
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買ひし家の広き部屋に日を浴みて寝転ぶひと日もなくて働く
平成二十九年五月二日
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貧しく厳しく育てゆかむと思へども家を買ひしは結局子の為
平成二十九年五月一日
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匂ひたつ葱の畑のひと騒ぎ鼠をつかみ鳶飛び立ちぬ
平成二十九年五月一日
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住む人の少なき新しき丘の町家々の木々なべて幼し
平成二十九年五月一日
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人生の半ばを過ぎむとする今に借金をして家を買ひたり
平成二十九年五月一日
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霧を透し光の動く丘の上新しき我が家の見えゐる
平成二十九年五月一日
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吹く風の届かぬ木叢の下道に杖に頼りてゆきなづむ君
平成二十九年四月二十一日
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竹群に朝の光満つる時己が不浄に戸惑ひて佇つ
平成二十九年四月二十一日
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木洩れ日の動く木叢の厚き苔ふはふは踏みて我が巡り行く
平成二十九年四月二十一日
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手術後の点滴に汗吹きいでて右頬赤く妻眠りをり
平成二十九年三月十九日
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