リンダさん
のうた一覧
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二日間不在の我を飼い猫はザラザラの舌で舐めて迎える
平成二十五年七月九日
9
有難いけど・・・。
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「演歌でしょ不倫じゃないの」先生はチャン付けで呼びばっさりと斬る
平成二十五年六月二十四日
2
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借りてきた猫になります歌会はムズムズムムムお尻が痒い
平成二十五年六月二十四日
2
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ノロノロとお茶の水から秋葉原オタクオタクと呪文唱える
平成二十五年六月二十四日
1
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振り向けど笑顔かわしたあの人を見つけられずに路面図みあぐ
平成二十五年六月二十四日
4
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ああやはりこの硬さに安堵して眠りに落ちる一瞬のとき
平成二十五年六月二十四日
5
マイベッド。
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産毛もつ枇杷の実のした自転車でカタカタカタと漕いで行くなり
平成二十五年六月九日
2
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手を繋ぎあやとり橋を渡れども着信音に引き裂かれおり
平成二十五年六月九日
2
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カサカサと部屋を一周徘徊するゴキブリ見つけ無視を決め込む
平成二十五年六月九日
2
猫の話し。
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諦めて諦めきれず詠む歌を送ることさえ拒否されており
平成二十五年六月四日
8
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天気図の梅雨前線移動してきみ住む街の梅雨入りを知る
平成二十五年六月三日
4
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「いつの日か笑顔いっぱい幸せに」呪文のように唱えて眠る
平成二十五年五月二十一日
12
そう思っている今が幸せなのかも。
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迫り来る死ぬ日を選べぬ定めならせめて今宵は月よ照らせよ
平成二十五年五月二十一日
5
半月ですね。
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危篤から一週間が過ぎており電話の母の声まで弱く
平成二十五年五月二十一日
6
老々介護。
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ひっそりと目立つことなく良いうたを詠んでる人に密かにエール
平成二十五年五月十六日
20
意外と多いです^^
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苦しんで産んだ母すら忘れおり 晴れ間が続く五月は嫌い
平成二十五年五月十六日
2
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五十二の誕生日のお祝いにシミだらけの手が差し出すケーキ
平成二十五年五月十六日
9
80歳の父から。
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一番の愛は何かと悩んでも結論出でず連絡を絶つ
平成二十五年五月十五日
5
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八十の齢過ぎれば葬式に出られる親戚、片手で足りる
平成二十五年五月十五日
4
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意気込みがあれど身体はままならず嘆いて食べる父母の日常
平成二十五年五月十五日
5
食べるだけが楽しみ。
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