リンダさん
のうた一覧
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藍色の浴衣がなびくベランダに西日が射していよいよ夏日
平成二十八年八月五日
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堂々たるカサブランカに遠慮して回れ右するミニ向日葵
平成二十八年八月五日
7
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カレンダーのアシカと目が合う八月は悲しみの増す青き深海
平成二十八年八月五日
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ナビの距離減らぬいらだち知りもせず久万高原の山は途切れぬ
平成二十八年六月二十八日
5
愛媛
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母の日にあげた紫陽花に言い聞かせピンクにさせた母の執念
平成二十八年六月五日
7
プレゼントした時はブルー。
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汚されたカサブランカの花々は雄しべ反らして雨に濡れおり
平成二十八年六月五日
3
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チューリップ散った庭先あおあおとカサブランカの葉が主張始める
平成二十八年四月三十日
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短歌から離れてみたら日常の景色が春を迎えぬままで
平成二十八年四月二十九日
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そろそろ詠まねば。
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クチナシの花の終わりの残骸に老いて枯れゆく無念さを知る
平成二十七年六月十日
21
香りが甘いだけに。
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増えすぎた金のなる木が表札を称えるように鎮座するなり
平成二十七年六月十日
11
恥ずかしい・・。
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思い出も更地にならし商店あとを台風の風なぜていくなり
平成二十七年五月十二日
7
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強風にあおられ折れた傘を捨て我を打てよと雨を見上げる
平成二十七年五月十二日
17
ビッシャビシャ・・。泣
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満開のバラを見守る金のなる木、花は咲かぬが子孫を増やす
平成二十七年五月十一日
4
やたらに増えます・・。
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存在を隠して開く野性蘭うすい黄色の花は匂わず
平成二十七年五月十一日
8
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満ち欠けを覆い隠した雲のしたツツジの香り雨と交わる
平成二十七年五月十一日
12
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薄曇り黄色いバラはひかえめに蕾ふくらまし棘は隠さず
平成二十七年四月二十九日
8
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平凡な花こそ強く意思をもちツツジ満開 赤く燃ゆる山
平成二十七年四月二十六日
10
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可憐さに心ざわつくハナミズキ老いていくもの散ってこそ花
平成二十七年四月二十三日
10
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根気ない父が植えたチューリップ気持ち通じてソッポ向き咲く
平成二十七年四月二十二日
9
見事にバラバラ・・。
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公園で青葉芽吹いたさくら咲く雨に打たれて季節よ変われ
平成二十七年四月五日
4
青々と
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