涅槃寂静さん
のうた一覧
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ももいろの 滲める桜 餠食へば 春が遠しく 待つに待つかに
平成二十六年二月十一日
3
淡いピンクの桜餅。春がまだ来ない...
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しんしんと 無情の如く 秋驟雨 いつぞや止むと 思ひあらやむ
平成二十六年二月十一日
1
驟雨とは夏のことをさすが、秋を表...
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雪洞の 寂靜の悟り 殘り火を 鼓動に鳴りて 唄うたうなり
平成二十六年二月十一日
1
寂静の悟りを自分に言い聞かせる。...
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カテキンの 苦く渋みる 祖母の味 罪を憎んで 人を憎めず
平成二十六年二月十一日
1
お茶は苦い。渋い。過去に罪を犯し...
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薄暗き 山瀬にはれる 薄ら氷の 下に流るる 水の音かも
平成二十六年二月十日
2
北海道の朝は凍れてる。よく見てみ...
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「ありがとう」と 云へぬが如く 言の葉を 自身に問ふて 腑に落ちんとす
平成二十六年二月十日
1
「ありがとう」たった五文字なのに...
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ココロなく 詠まずと何を 知るものか ただ只管に 詠み手は思ふ
平成二十六年二月九日
1
詠むとはどういうものか考えても分...
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こげ色く 滲む秋刀魚や 箱火鉢 子猫群ゐる 香の匂ひかな
平成二十六年二月九日
1
こげ色になってしまった・・・失敗...
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ふわふわと 鼓動の風に 吹き揺れし 暈す黄色の 沙羅の花散る
平成二十六年二月九日
2
真っ白な花びらにぽつんとした黄色...
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いにしへの 樹木さはれば ちらほらと 散るが凛々しく 手をこまねたり
平成二十六年二月九日
2
ただの木ではない。そう、千年もの...
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儚くも 散るも散らぬ 葉桜や 猫とじゃれあひ 見て辛かりし
平成二十六年二月九日
1
猫のいのちは短い。誰だって死ぬこ...
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「好きです」と 言えないそこの 焦らしさを 君と寄り添ひ 文字なぞりをり
平成二十六年二月八日
1
真実の愛はそこにあるのかもしれな...
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庇うより 手と手を握り 傘ひとつ 吐息は白く 恋あたたかく
平成二十六年二月八日
3
寒い真冬でのラブストーリーの場面...
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雪虫の 四方八方 俯ゐて 雨の降りえぬ 傘をさしけり
平成二十六年二月七日
1
枯れ葉がなくなりかけ、冬の始まり...
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さらさらと 流るる青い 清き水 ぽつんと撥ねる 朝露の音
平成二十六年二月六日
1
朝露の音の響きがなんともいえない...
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絶え絶えと 窓越しの降る 牡丹雪 うたた寢しつつ じっと空見る
平成二十六年二月六日
2
まだ降る雪にじっと見つめる・・・...
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墓參り悲しきものか手を合わす萠黄蝶の舞う酉の刻
平成二十六年二月六日
2
先祖代々の墓。蝶々がそこで舞って...
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海と砂引ゐては畝る境い目のことをあらはす「汀」といふ字
平成二十六年二月六日
1
「みぎわ」という子供の名前である...
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