由縁さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 隣人にもらいし林檎香り立ち ふるさとの色映す目美し 令和四年十二月十五日 6 大きな林檎に作り手のご苦労を感じ... もっと見る
- 薄暮には手を差し伸べる桜枝 雉が呼ぶのは我ではないから 令和四年三月三十日 3 もっと見る
- 神様の意図を知りたい絶交の君と行き違い身はすれ違う 令和四年三月十四日 2 もっと見る
- 新生児と同じ重さの砲弾が赤い軌道で希望をかき消す 令和四年三月十三日 2 もっと見る
- ジョバンニの夜旅の意味は湯船にて諸説の狭間に沈む身体 令和四年三月十日 5 もっと見る
- 自転車のかごに花束名も知らぬ君におめでとう卒業の道 令和四年三月四日 7 もっと見る
- 逃げること選んだあの日朽ち果てて夢でも逃げてる津波と君から 令和四年三月四日 3 もっと見る
- 客が来ぬ派遣バイトでつらつらと時は金なり呪文となえる 令和四年二月十五日 2 もっと見る
- 推し不在バレンタインにちと寂しフェリクスの海へ投網するらん 令和四年二月十四日 4 もっと見る
- 胸元の傷跡ふれる医師の指 別れをつげる決心秘めて 令和元年十二月四日 11 また会うことは再入院ということな... もっと見る
- 月曜はダンディ院長回診日 女子集まりて直訴企て 令和元年十一月二十五日 3 みんなで「家に帰りたい」と訴えよ... もっと見る
- もうぼくの顔はみたくはないのだね 主治医の言葉どうとればよい？ 令和元年十一月二十五日 4 もっと見る
- 退院を待ちわびる女子集まりて 焼肉賛歌ここぞと語る 令和元年十一月二十五日 3 もっと見る
- 結核の病克服した後に一人子どもを産んだ、と老女 令和元年十一月二十五日 3 もっと見る
- 霜月の雨に打たれて駅向かう人をながめる病室の窓 令和元年十一月二十五日 3 もっと見る
- 退院の二文字だけに恋い焦がれ医師のくちもと憧れ見つめ 令和元年十一月十七日 7 もっと見る
- 昼食の魚パサパサ喉つかえ亡母の作る煮付け懐かし 令和元年十一月十七日 3 もっと見る
- 国産の人工血管つけられて延命治療の境目測る 令和元年十一月十六日 3 もっと見る
- 埋め込み後淡々と着き保管する人工血管シリアルナンバー 令和元年十一月十六日 2 もっと見る
- 病室の窓から見えるマンションの灯りつのらす家への思い 令和元年十一月十六日 4 入院してひと月になろうとしている もっと見る
