由縁さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 生家では連れ出してくれる人を待ち 婚家ではなにがとどめるか知る 平成二十六年十一月六日 4 あー家出たい もっと見る
- 十年の長くて短い交響詩 君いるだけで生きてこれた 平成二十六年十一月五日 4 もっと見る
- 影法師奈落の底へ誘う手は 君好きな道歩く足つかむ 平成二十六年十一月五日 2 もっと見る
- 神宮の御下がり 寿留女昆布鰹 伊勢の人らは拝みいただく 平成二十六年十一月四日 2 三重の人の話。隅々まで残さずいた... もっと見る
- いちぢくの葉と実と色が唯一の安らぎなのに切ると義父言う 平成二十六年十一月四日 3 もっと見る
- まだ青き無花果四つ秋深く 熟すか否か夫と賭ける 平成二十六年十一月四日 2 もっと見る
- 通るたび自転車置き場の萩の花 もうすぐ冬と袖引き語る 平成二十六年十月二十八日 3 もっと見る
- 酩酊し自分らしくないが出現し 普段のわれが拮抗唸る 平成二十六年十月二十八日 1 久方ぶりにさびしがりやで甘えん坊... もっと見る
- 融合はたまごをそっとほぐすように 分離が依怙地であればなおさら 平成二十六年十月二十四日 3 もっと見る
- けんめいに浮きあがろうとしてもまだ「いないほうがいい」のことば足かせ 平成二十六年十月二十一日 4 もっと見る
- 過去の傷千千に乱れる心うち鎮めんと詠む中空の歌 平成二十六年十月二十一日 5 もっと見る
- 八時前新幹線の朝食はそれぞれの旅序章のトロット 平成二十六年十月二十日 1 もっと見る
- 足早に四百キロの旅をして稲刈りの時期差異を見つける 平成二十六年十月二十日 4 岐阜羽島刈っていました。茨城の南... もっと見る
- だれよりも君を想う証なる 川のみなもにあかり連なる 平成二十六年十月二十日 3 もっと見る
- 親潮とやませの風にさらされる郷土の気骨になじまぬ気性 平成二十六年十月十七日 4 もっと見る
- からからと杖に結んだ名札鳴く 熊よけでなく迷子のための 平成二十六年十月十四日 5 義母は迷うほど遠出はしなかったの... もっと見る
- 業平が鳥に問ふたる川のそば戸籍があった 原点の始点 平成二十六年十月十四日 2 もっと見る
- 義母の杖同行二人の真似をして低き山へと一緒に歩む 平成二十六年十月十四日 3 もっと見る
- 新しき街を写真でたしかめる 息子が住まう処を空から 平成二十六年十月十三日 5 地図も航空写真もストリートビュウ... もっと見る
- 夕飯のレシピおぼえる頭には 情人想う回路も開設 平成二十六年十月十三日 3 もっと見る
