卯月さん
のうた一覧
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菫咲く春の野に出でて幼子はだんごむしさんを丸めて遊ぶ
平成二十五年四月二十八日
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ひとつずつ好きだったことを手放してわたしがどこにもいなくなるまで
平成二十五年四月十八日
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やさしさの真綿で首を絞められてわたしはわたしがわからなくなる
平成二十五年四月十七日
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三月尽 子としやぼん玉吹きをれば曇り空から舞ひ落ちる雪
平成二十五年三月三十一日
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北を指す矢の形してしらとりの空一面に鳴き渡るかな
平成二十五年三月十五日
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狼のお腹じょきじょき切り裂いて石を積むのはごまかしの罪
平成二十五年二月二日
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しゃぼん玉こわれて消えて海の果てあなたはずっと生きてください
平成二十五年二月二日
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無知という罪を犯して闇のなか白い子猫を抱きしめている
平成二十五年一月二日
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ひとりきり遠い宇宙に手を伸ばす花の骸を踏みしめながら
平成二十五年一月二日
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永遠に落ちゆくよりも潔く敵と散るのがおれの生きざま
平成二十五年一月二日
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火の鳥よ瓦礫の中で甦れ本のかたちは失われても
平成二十四年十二月七日
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古き日の歌を忘れてぼくたちは大きな栗の木の下にいる
平成二十四年十二月四日
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水鳥の餌の飛距離を幼子が伸ばしつつあり赤石堤
平成二十四年十二月二日
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神様がもし謝ってくれるならわたし 自分を赦せるのかな
平成二十四年十二月一日
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サボテンは水の中には咲きません君には君の生きやすい場所
平成二十四年十二月一日
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だれの役にも立たなくてうれしいな わたしであれと開かれる庭
平成二十四年十二月一日
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晴れやかに死化粧して枯れ葉たちさくさく踏めば崩れゆく骨
平成二十四年十一月三十日
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幼子がおかあさあんと呼ぶだけで泣きたくなるのは何故なのでしょう
平成二十四年十一月二十七日
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四年ほど前はどこにもいなかった子が晴れ着にて神社へ参る
平成二十四年十一月二十六日
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飛行機の雲が伸びゆく夕まぐれ誰もわたしを待ってはいない
平成二十四年十一月二十五日
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