卯月さん
のうた一覧
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渚から南へ向かう大好きなあなたにいつか巡り逢うまで
平成二十二年六月三日
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いつの日か猫を飼うため家中の扉を開けて夏を探すの
平成二十二年六月二十八日
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裏庭のお墓に花を供えたらもう戻れない旅に出るんだ
平成二十二年七月三日
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光あれ青き星から智恵の実を載せて漕ぎ出す銀の方舟
平成二十二年七月十七日
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前世とかそんなことよりこれからは今の二人で大人になろう
平成二十二年八月九日
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体調の悪しきを競ふ不毛より妻は無言で立つ台所
平成二十三年二月十五日
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居住歴一年半のこの街のパン屋の場所を行列で知る
平成二十三年三月二十四日
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子ども用かぜシロップを飲むような甘く気だるい金曜の午後
平成二十三年四月八日
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ぼくたちは泣かなくていい宇宙から見れば地球はこんなに青い
平成二十三年四月十二日
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八重咲きのその白さゆゑ花曇り空に吸はれて還りゆくかな
平成二十三年四月二十九日
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はらはらと花の骸を散り敷きて春の終りへ続く回廊
平成二十三年四月二十八日
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理想など日々の前では無力にて押し入れの奥に眠る学位記
平成二十三年五月一日
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何回もつづった手紙破り捨て素直に書けない緑のインク
平成二十三年七月八日
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二週間微熱と頭痛が続いても妻は無言で立つ台所
平成二十三年七月三十日
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滅亡も奇蹟も起きぬ世界にて僕らは今日も生きてゆくのだ
平成二十三年十月二十九日
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どこかへとさらわれてしまいたかった笛吹き男のあと追いかけて
平成二十三年十月三十日
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お許しをくださるならば語りましょう過去と未来と赦しについて
平成二十四年三月二十三日
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梅の実が落ちても誰も見もしまい熟れて潰れて朽ちてゆく夢
平成二十五年七月二十三日
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人魚姫だった昔を思い出し届かぬ声でうたう恋歌
平成二十六年十月三日
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靴箱にみな団栗を貯め込んで幼稚園児は栗鼠になるなり
平成二十六年十一月二日
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