卯月さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
白銀の谷間を覗きかろやかにあなたの足は空中を踏む
平成二十二年八月七日
10
もっと見る
狂いゆく母を探して傷ついて草迷宮に赤い夕暮れ
平成二十二年八月二十二日
10
もっと見る
河童棲む遠野の淵の水揺れて胡瓜も揺るる釣り竿の先
平成二十二年九月六日
10
もっと見る
変わらないものなんてない真空の彼方で星も死んでゆくのに
平成二十二年十月二十九日
10
もっと見る
生ける者は何も語らずただ墓誌が告ぐる享年三十七才
平成二十二年十一月十二日
10
もっと見る
歌うようにちよこれいと、と呟けば少女に戻る春の階段
平成二十三年二月八日
10
もっと見る
カーブミラーの視界わづかに異なりてなゐの名残りに気づく四つ角
平成二十三年三月三十一日
10
もっと見る
外つ国へ飛び立つ者よ帰り来る頃にはきつとみな笑ひをり
平成二十三年四月三日
10
もっと見る
四月からりす組になるみーちゃんの少し小さくなってきた靴
平成二十三年四月五日
10
もっと見る
書類へと没頭しつつ顔上ぐれば既に黙祷の刻は過ぎをり
平成二十三年四月十一日
10
もっと見る
ああ重いコートをぬいであの人は出かけていった春風の中
平成二十三年四月二十六日
10
もっと見る
我思う故に我あり梓弓放たれた矢が射抜く蒼天
平成二十三年五月二十日
10
もっと見る
クーピーの青色ばかりすり減ってノートの中の果てしない海
平成二十三年六月二十八日
10
もっと見る
守りたいものなどないとうそぶけば強くなるのか弱くなるのか
平成二十三年七月二十一日
10
もっと見る
一人きり静かな国へ行きたいのそう願うのは罪なのですか
平成二十三年十月七日
10
もっと見る
母さんに感謝せよとの圧力が五月の風に満ちる日曜
平成二十四年五月十三日
10
もっと見る
北を指す矢の形してしらとりの空一面に鳴き渡るかな
平成二十五年三月十五日
10
もっと見る
菫咲く春の野に出でて幼子はだんごむしさんを丸めて遊ぶ
平成二十五年四月二十八日
10
もっと見る
苔のにおい、砂利を踏む音、シダの味、ぼくはすべてを覚えていたい
平成二十五年九月十三日
10
もっと見る
ふしあわせを数うるよりも良かったを探してみればそれなりに幸
平成二十五年九月二十九日
10
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[57]