卯月さん
のうた一覧
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古里は遠くなりけり垂乳根の母を「他人」と決めた冬の日
平成二十三年四月二日
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食パンが無ければ代はりにスイスロール夫に反対されて断念
平成二十三年三月二十七日
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ガソリンをまだ入れられぬ日産のNOTEの車検は待つてはくれぬ
平成二十三年三月二十二日
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本日は綿婚式で贅沢を戒めずとも質素な夕餉
平成二十三年三月二十一日
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体調の悪しきを競ふ不毛より妻は無言で立つ台所
平成二十三年二月十五日
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羽子板はいつからいつまで飾れとて義父の喪中に言ひ付ける母
平成二十三年一月三日
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心なき贈与交換繰り返し今年も母の誕生日来る
平成二十三年一月三日
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愛という名で鎖された高塔の天辺、静かに娘は狂う
平成二十二年十一月二十四日
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母が思う子の幸せとわたくしの望みは違う、それだけのこと
平成二十二年十一月二十日
4
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ぶよぶよと白きしがらみ刺し殺し(ああこれは母だ)悪夢は醒める
平成二十二年十一月二十日
1
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わたくしを見ぬ母を棄て飛び出した故郷へ続く遠き家路よ
平成二十二年十一月十九日
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名のみ知る吾が母の母が子を遺し逝きし齢に吾れあと三年
平成二十二年十一月十二日
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生ける者は何も語らずただ墓誌が告ぐる享年三十七才
平成二十二年十一月十二日
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先妻の隣に祖父の名を刻み祖母は墓前に仏花を供ふ
平成二十二年十一月十二日
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自らの子を産まずして吾が祖母は四人の子らを育てしと気付く
平成二十二年十一月十二日
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初めての秋を迎へし子を連れて訪へば曾祖母となる吾が祖母
平成二十二年十一月十二日
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こんなにも悲しかったと言うために幼い日々の記憶を削る
平成二十二年十月十六日
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リュウグウノツカイが迎えに来た海に僕の居場所はあるのだろうか
平成二十二年八月十八日
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「聞き分けのよい子がいいの」と作られたレプリカの僕もママが嫌いだ
平成二十二年八月四日
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幸せな夢見て眠る犬がいて手の届かない温かな庭
平成二十二年七月十日
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