卯月さん
のうた一覧
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避難所の子ら映るたび紙おむつ足るか気になる一歳児母
平成二十三年三月十六日
12
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陸奥に春の雪降り一台の石油ストーブ大事に灯す
平成二十三年三月十五日
12
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「建物の柱に罅が入りました今日からしばらく休園します」
平成二十三年三月十五日
3
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ガソリンを求む車の列長く夫は徒歩で灯油を買ひに
平成二十三年三月十五日
6
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「大船渡の妻の実家と連絡がまだ取れません」と言ひて出勤
平成二十三年三月十五日
5
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311午前に買ひし大船渡産の椎茸静かに食す
平成二十三年三月十五日
4
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「集配に来ました」と言う郵便屋さん東北地震の一時間後に
平成二十三年三月十三日
7
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幼子は今朝も元気に乳を飲みテレビはメルトダウンを告げる
平成二十三年三月十三日
6
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大地揺れ電気届かぬ家の夜ラジオで死者の増えゆくを聞く
平成二十三年三月十三日
8
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料理して食器を洗い洗濯し干して畳んで終わる休日
平成二十三年三月五日
6
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散歩する猫の季節になりました日射しぽかぽか毛皮がぬくい
平成二十三年三月五日
3
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日めくりの薄い頁を透けてくる「三月」ほどに朧な春よ
平成二十三年三月二日
19
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鬼の面かぶった子等が枡を持ち君が豆撒く相手はだあれ
平成二十三年二月十九日
6
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体調の悪しきを競ふ不毛より妻は無言で立つ台所
平成二十三年二月十五日
9
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郵便屋さん葉書を拾ってあげましょう十一枚目はあなたに宛てて
平成二十三年二月九日
7
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歌うようにちよこれいと、と呟けば少女に戻る春の階段
平成二十三年二月八日
10
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もう誰も私を探していないのに「もういいかい」を待ちわびている
平成二十三年二月七日
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墨染の僧侶の列が踏みしめてますます白き参道の雪
平成二十三年二月六日
13
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ささやかな夢は玄関開けたとき足元で猫がにゃあと鳴くこと
平成二十三年一月二十日
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ぜひ一度訪ねておいで玄関の前を横切る足跡の君
平成二十三年一月二十日
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