夢士さん
のうた一覧
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緑なす斜面に白く風に揺れ贋アカシアの甘き香りす
平成二十八年六月三日
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信州一円、贋アカシアが咲き誇って...
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青々と若葉茂らせ古木生く梅雨空晴れて命見上ぐる
平成二十八年六月十二日
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梅雨の合間の晴れ。近所の神社に在...
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蟻の巣や流れ込む雨おびただし小さき命救ひやらむと
平成二十八年六月十三日
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雨水が蟻の巣に流れ込んでいく様を...
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昨日も今日も明日も言の葉を並べて崩す五月雨の午後
平成二十八年六月二十九日
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こんな日は、一杯飲んでそっと寝て...
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大いなる志もて海外へ無言の帰国無念なるかな
平成二十八年七月五日
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バングラデッシュで亡くなられた方...
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利根渡る車窓の緑河川敷稲の葉光る文月の朝
平成二十八年七月六日
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梅雨明け前の朝、常磐道を走る。河...
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リーダーの掛け声一つ撥をふる和太鼓の音暑さ忘るる
平成二十八年七月十日
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小学生から青年まで16人が、リー...
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秋立ちて葛の花咲く野辺のみち草木のみ知る秋の訪れ
平成二十八年八月七日
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暦では、今日8/7は立秋。しかし...
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さわさわと木々の葉濡らす雨の音虫の音遠く一人の寝酒
平成二十八年八月二十八日
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雨の日は虫の音も少ない様に思える...
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山里の祭囃子や秋の風孫の手ひきて山車の綱引く
平成二十八年九月十八日
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娘の嫁ぎ先を訪ね、祭りの輪に参加...
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さよならの言の葉浮かべ先にゆく楽しきことを胸に抱きて
平成二十八年九月二十一日
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秋の寂しさを謡う。「ゆく」の解釈...
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秋来ぬと思ひて園を訪ぬれど花は終わりて紅葉に早し
平成二十八年十月十六日
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秋の天気に誘われて、小石川後楽園...
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何処よりアキアカネ来る竿の先秋桜揺れてスイと飛び去る
平成二十八年十月十八日
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芝桜様のアキアカネの歌を読みて、...
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どんよりと秋の一日昼下がり頬に吹く風藤袴ゆれ
平成二十八年十月二十二日
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秋晴れを期待した週末、関東は一日...
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伝統の日本の祭り文化財後に続けと先達の言ふ
平成二十八年十一月一日
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33件もの日本の祭りがユネスコ無...
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ジョーカーを引きて女神は高らかに黒雲に向け伸ばす右の手
平成二十八年十一月九日
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アメリカ大統領選挙の話題がいくつ...
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ふらここや成長見つつ幼子の背を押す吾の丸くなるその背
平成二十八年十二月四日
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1ケ月見ないと子供はどんどん育つ...
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駅前の街やイルミに輝けどバス停の列家路を急ぐ
平成二十八年十二月五日
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郊外の駅前はイルミネーションが輝...
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夕焼けそら三日の月影青白く淡く光りて金星を呼ぶ
平成二十九年一月二日
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今日1/2は、月と金星が大接近し...
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寒の内水辺の枝の翡翠の羽輝きて静かなる時
平成二十九年一月十八日
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翡翠は我が町の鳥です。川辺を散歩...
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