らてんさん
のうた一覧
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どうしたら 忘れられるか忘れ去り 記憶絞るも ちらつく笑顔
平成二十六年一月七日
3
思い出し間違い。
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訣別を決意し結論導くも 人伝で聞く君の近況
平成二十六年一月七日
7
ゆらぐ。
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星屑を集めて辿りつゐたるは 深き地中にあなたとふたり
平成二十六年一月七日
7
いつの間にか迷子。
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学歴をどうこう語る狸さん 祭囃子は聞こえてますか
平成二十六年一月六日
3
無礼講じゃないんですか。
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決めつけて幻想追ひし君見下げ 縋っていたは藁より無価値
平成二十六年一月六日
5
何やってたのだろう。
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あちこちに散らばる罠と紅い嘘 霞み薄らぐ存在 消して
平成二十六年一月六日
5
末期。
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耳痛く 木枯らし厳し 罵声浴び 別路選んだ 寒空は晴れ
平成二十六年一月六日
2
荒れたり、穏やかだったり。
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不安定否定したくて 偽りを肯定したい 逆立ち出べそ
平成二十六年一月六日
2
どうしても本心隠せない。
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あなたがね 熟成してる そのチーズ 腐敗してるの もう過去だから
平成二十六年一月四日
4
賞味期限切れ。
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運命は 自転しつつも公転し くるりくるくる ワルツのように
平成二十六年一月四日
7
地球も人も。
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1000キロの対角線に 君と僕 サディスティックな夜 抱けなくて
平成二十六年一月三日
2
遠いもどかしさ。
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ありふれた 日々に一輪 色のせて 心くすぐる春 待ちわびて
平成二十六年一月三日
3
毎日に潤いを。
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いつまでも続く空だと思ってた あなたがいなくなるまでの夜
平成二十六年一月三日
4
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在るが儘 良きも悪きも身に流し舞昇る凧 処世を学ぶ
平成二十六年一月二日
6
自我が邪魔する。
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穩やかに靜けさ透かす青き空 遊び心に南天添へて
平成二十六年一月二日
5
引きたて合う補色。
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新春の そわそわそよぐ 暁光に 平和の祈り 幸咲き誇れ
平成二十六年一月一日
6
期待と希望、明ける。
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物憂げに 酔い覗く肩 艷やかに 鎖骨の色香 憧れの女性
平成二十五年十二月三十一日
4
綺麗なひと。
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思い詰め ただ一時間 煮焦がして 出来損ないの涙肴に
平成二十五年十二月三十日
5
ヤケ酒。
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本当はね、そんなに興味ないんでしょ シーツの遊戯に揉まれてみても
平成二十五年十二月三十日
2
冷めてゆく。
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過ぎたこと ちょきんちょきんと 断ち切るや 軽くなりけり 髪も心も
平成二十五年十二月三十日
13
散髪さっぱり。
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