如月弥生さん
のうた一覧
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気付かれぬのをよいことに観察し嫌いになれるところを探す
平成二十六年三月六日
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具象捨て想いのみ描く言の葉はうつつを去りて夢に入らなむ
平成二十六年三月九日
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君想ふ言葉書き留む我が背より君に呼ばれて慌てふためく
平成二十六年三月九日
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我になき 君振り向かすサムシング だけどそれこそエヴリシングで
平成二十六年三月十日
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字数制限のために、アルファベット...
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声聞かすことすら君は惜しからむ ぷつりと絶えし携帯の糸
平成二十六年三月十一日
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拒みしも拒まれしより痛からむ 我が望まねば拒まざりしに
平成二十六年三月十一日
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優しいひとだから、きっと拒むのも...
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君知らぬ五年前の我はその二年後に君と逢ふなり
平成二十六年三月十二日
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昨晩の涙が無駄になったこと うれしいことでくやしいことで
平成二十六年三月十二日
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呼び出しのコール応えぬ君にまた涙出そうな春の夕暮れ
平成二十六年三月十二日
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再来年の話を君と思う春 その頃いかに過ごすや我ら
平成二十六年三月十三日
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君ゆえに涙に暮れた昨晩が今日は君ゆえカラリと晴れる
平成二十六年三月十三日
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何故に君はさほどに軽やかに我が凝り解く薄氷のごと
平成二十六年三月十五日
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君の声聴くはさほどに難からむ我が為に聴くことのみ難し
平成二十六年三月十五日
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春風の 君 軽やかに解ける 我が固き凝りを 薄氷のごと
平成二十六年三月十五日
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泣きながら眠りについた誕生日 聴けない君の声の遠くて
平成二十六年三月十五日
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薄れゆくわけではなくて 不純物増えたみたいな君への想い
平成二十六年三月十七日
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君といて我が内の闇照らされて消えて溶けゆく弥生の雪も
平成二十六年三月十九日
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醜くて暗き我が澱 君といれば 幻のごと消え去りにけり
平成二十六年三月十九日
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あやまたず君をし見れば 我が闇は消えて生まれず 君の光で
平成二十六年三月二十日
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我が闇は一人の闇で 君照らす光の中で解けて消え去る
平成二十六年三月二十日
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