浅草大将さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ひと本の大き針葉樹天を突く地の痛みのとどけとばかり 平成二十二年九月二十八日 11 突く、痛み=「針」の縁語。 もっと見る
- 聞く音も清滝川を訪ぬればよどの流れのもとは澄みたり 平成二十二年九月二十八日 11 もっと見る
- 夜の海にやすむ泊りをなみの間の雁に帆を貸せ沖つ船人 平成二十二年九月二十八日 14 もっと見る
- 虫の音も夜々冷えまさる風の中早もともしと細りけるかも 平成二十二年九月二十八日 10 ともし=乏し、燈。 もっと見る
- もがみ川浪よりはやき稲舟を空に越えゆくむらさめの雲 平成二十二年九月二十七日 13 もっと見る
- 荒海や佐渡へとわたる三日月は空を漕ぎゆくあまの川舟 平成二十二年九月二十七日 11 荒海や佐渡に横たふ天の川(芭蕉)... もっと見る
- 月の夜に雨の降るかと驚けば風につゆ散る竹のさざめき 平成二十二年九月二十七日 13 もっと見る
- 書きつけし手帖のうへの黒文字を誰みづいろの恋歌と言ふ 平成二十二年九月二十七日 22 20代前半の作。ノート→手帖に修... もっと見る
- うつむきて落葉踏みつつゆく道に今日も背中の青空を見ず 平成二十二年九月二十七日 20 20歳の作。 もっと見る
- 山の端をいましも雲の離りつつ雨のあとより月影ぞ降る 平成二十二年九月二十六日 15 もっと見る
- 夕されば野に露しげき草まくら旅の我が身は置き所なし 平成二十二年九月二十六日 12 もっと見る
- 拒むかに枯葉ひとひら落ちゆくを優しき者や尚も支ふる 平成二十二年九月二十六日 11 すべての落下を支える者は、否定の... もっと見る
- 文もなし風に忍べる秋こそは色に見へねど香に表はるる 平成二十二年九月二十六日 13 本歌=春の夜の闇はあやなし梅の花... もっと見る
- 氷雨ふる道辺に笑まふ花一つその名も知らぬ我を許せよ 平成二十二年九月二十五日 19 もっと見る
- 冷えびえと桜もみぢに雪ぞ散るこれもよし野の裏の花山 平成二十二年九月二十五日 12 人のゆく裏に道あり花の山(株の格... もっと見る
- しら樺の湖よりのぼる霧が峰見れば今こそたてしなの秋 平成二十二年九月二十五日 13 この歌だと立秋ごろに詠めばよかっ... もっと見る
- もの思ふ秋の一日もくれはとりあやまち多き身には短く 平成二十二年九月二十五日 26 くれはとり=「あや」の枕詞。「暮... もっと見る
- 若き日を偲ぶ心もわくら葉を見ればかすかな緑かなしも 平成二十二年九月二十四日 20 わくら葉=病葉。「湧く」を掛ける... もっと見る
- 烈し日をさへぎる雲ゆから風の吹けば飛ぶよな薄ら秋霜 平成二十二年九月二十四日 13 外交上の配慮は、当否はともかく政... もっと見る
- 刈田ゆく木造電車身はきしみ窓辺の鳶と抜きつぬかれつ 平成二十二年九月二十三日 15 私が小学校に入学する直前ぐらいま... もっと見る
