幌深歩露さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 遠い匂い 別れの気配と線香の煙が角に佇んでいる 平成二十六年八月十六日 3 もっと見る
- 私より硬い腕に手を伸ばしつつ肩甲骨の谷に接吻 平成二十六年七月二十五日 2 もっと見る
- 小さい耳が僕に囁いているので弱く歯を立ててみた夜 平成二十六年七月二十五日 2 もっと見る
- 昨日のままのパーカに付いた血に蘇るいたみ 昨夜のこと 平成二十六年七月二十五日 1 初めての日ってこんなんだった気が... もっと見る
- 栓を抜いたまま入れてしまった風呂問いかけても答えない君よ 平成二十六年七月二十五日 1 もっと見る
- 天国に一番近い煙草だと死にたがり屋が紫煙を吹かす 平成二十六年七月二十五日 3 もっと見る
- 「追うのは時間の無駄よ追わせなさいおーよしよし」妹泣き止まず 平成二十六年七月十六日 1 もっと見る
- 俎上の鯉のようにビチビチと跳ねる女を抱き続け三年 平成二十六年七月十六日 0 もっと見る
- あなたも人間なんですねクールぶっても情事のとき顔をゆがめる 平成二十六年七月十六日 1 もっと見る
- 愛し合いますかと問われくつくつと二人笑い合う温い布団で 平成二十六年七月十六日 2 もっと見る
- いつぞやは激しく憎んだ夜もあった 今は言わないでおくよ おいでよ 平成二十六年七月十六日 1 もっと見る
- 「よく怪我をする子なの」とその母は脆い体を柔く抱きおり 平成二十六年七月十四日 1 もっと見る
- 恐らくは不確かな思い繋ぎとめるため転んで一人消毒 平成二十六年七月十四日 1 もっと見る
- いつかは怖いくらい求められたいけれどそうなりゃ逃げるわたくし 平成二十六年七月十四日 2 もっと見る
- グラマーな砂時計のくびれに指を這わせれば三分ラーメン 平成二十六年七月十四日 2 とりあえず食欲の方を満たす もっと見る
- 理科室の棚のひとつの瓶 静かに眠る人魚ホルマリンの海 平成二十六年七月十四日 1 もっと見る
- 汗で張り付く白シャツ剥がしてはパタパタと風を取り込む鈴木 平成二十六年七月十二日 1 そんなこともあった もっと見る
- 死にたくないなと呟いた友人が四日後自ら命をころす 平成二十六年七月十二日 1 もっと見る
- 幾人もの連絡先挟み込み「そろそろ刺される？」笑う悪友 平成二十六年七月十二日 0 もっと見る
- 君の火を借りるためだけに呆れられつつも毎回失くすライター 平成二十六年七月十二日 2 もっと見る
