黒さん
のうた一覧
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することもないままやがて夜になり ないままやがて日が過ぎていく
平成二十六年十一月十五日
5
また、無為に過ごしてしまった。
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恋し人指差す月は妙しかろう指先の白ばかり見ぬれど
平成二十七年十二月十一日
5
恋しい人よ、あなたが指さす月はき...
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もう少し隣に居たいと言う君のそのもう少しはもう少しでいい
平成二十八年五月十日
5
うんざりだから帰って。
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澄んだ風、冷たい空気、「冬が好き」澄んだ瞳で言う君が好き
平成二十八年十一月十七日
5
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もうなにも感じないので好き勝手幸せになってね 連絡しません
平成二十八年十二月九日
5
別れた人のことなんてもう知ったこ...
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週末の君と過ごした二日より長く感じている月曜日
平成二十八年十二月十二日
5
退屈な日はこんなにも長く感じるの...
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あの人と あいつとこいつと あとあの子 祝ってばかりの毎月ですが
平成二十七年八月三十日
4
年を追うごとに誕生日のお祝いが増...
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祝うべき理由もないままクリスマス口実にして恋をしに行く
平成二十八年十二月二十日
4
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好きだった街 好きだった人の家 好きだったからもう好きじゃない
平成二十八年十二月二十九日
4
あの街に生きる才能が、私にはなか...
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この夜の静かに更け行く哀しさも朝へと向かうこの哀しさも
平成二十五年十月三十日
3
日々を繰り返し、繰り返しす。
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微睡みに任せて深く落ちて行くいつか目醒めぬ朝を願って
平成二十五年十一月四日
3
朝を欲さぬ夜を探す。
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しあわせは陸の上にも見つからず 泡にはなれず 王子は刺せず
平成二十五年十二月十九日
3
おやすみ人魚姫。
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きみ思うことのなきよう指先に歌を掲げて朝を迎えり
平成二十六年一月九日
3
弱い私を、どうか許せ。
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散りぬるを夢見てしばし慙悔の椿をおって六道を恋う
平成二十六年二月二十八日
3
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擦り切れるほど繰り返し君の名を唱える夜だ 寂しい夜だ
平成二十六年五月二十八日
3
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枯れる瀬の哀しみに目を逸らしつつ横目でそっと見るすべり台
平成二十六年十月三十日
3
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瓦斯厘と混凝土と浪費して もしもし君よ 何処へと向かう
平成二十七年九月十三日
3
え?瓦斯厘って言いたいだけ?そん...
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目の前に下がる幸と不幸とで 手一杯です 構えないです
平成二十八年十一月二十一日
3
何をどう言われても、あなたのこと...
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なんだって出来てしまう気がしたよ 君の隣でならなんだって
平成二十八年十二月六日
3
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いい加減、慣れるべきだよ既読スルー 君の言葉を待って日隠れ
平成二十八年十二月十四日
3
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