詠伝さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 冬愛づる心もあれば春待たむ雪花のレエス薔薇染めにして 平成二十六年一月二十三日 5 乾かした薔薇の花びらで花染めをし... もっと見る
- 厳寒の川より出でたる羽衣に夜行の吾は惑いつ逃れつ 平成二十六年一月二十日 8 濃霧は神秘的ですが、運転はおっか... もっと見る
- 月も無く凍てつく夜闇にひ弱なる白き手頸のさえざえとして 平成二十六年一月二十日 10 もっと見る
- 暗雲の君がうつしみ疎むまじ斯く優美なるビロオドのひれ 平成二十六年一月十八日 1 褐色の茶金花房があまり人気なさげ... もっと見る
- 玉響の己がいのちと知りませば透きたる蝶尾を引きふるひまし 平成二十六年一月十八日 4 札幌での展示が終わったらこの寒さ... もっと見る
- 朦朧と金魚は闇を揺蕩ひて誰の失ひし精霊なるや 平成二十六年一月十八日 3 金魚のアートアクアリウム展見てき... もっと見る
- 東見て其はダイヤモンドダストなる陽光与へし真冬の幻燈 平成二十六年一月十七日 6 月ばかり愛でず、お日様を詠む。今... もっと見る
- かたぶいた地軸と緯度の関係で明けない夜もこの世にはある 平成二十六年一月十六日 9 もっと見る
- 息吸えば喉を突きたる氷の針君への「おはよう」もままならぬ朝 平成二十六年一月十五日 7 ここ数日の朝の気温、マイナス２０... もっと見る
- 青藍の露草愛でる解夏を越し月の光いま冠雪に沁む 平成二十六年一月十五日 2 もっと見る
- そも吾は食物連鎖の末端にて手向ける花に此の血浴びせぬ 平成二十六年一月三日 7 もっと見る
- 通勤路摩擦ゼロの冬の朝ブレーキ効かぬ黄泉比良坂 平成二十五年十二月十八日 3 それはもうウォータースライダーの... もっと見る
- 白雪は月のひかりを身に宿し聖母のごとく夜を照らしたり 平成二十五年十二月十八日 2 夜が一番明るいのは冬の満月の日じ... もっと見る
- いつまでも美しいままいてほしく死にかけの身を解きほぐしゆく 平成二十五年十二月十七日 2 誕生日にもらった花が萎れかけてき... もっと見る
- 命いま尽きる薔薇の花弁もぎ喀血のごとく雪に散らさん 平成二十五年十二月十三日 6 もっと見る
- 冬の雨傘をさす気にはなれなくてシャーベット状の地面を駆け抜く 平成二十五年十二月十日 4 これから真冬って時季の雨はタチが... もっと見る
- 少年の机に佇むシクラメン夢より還る此岸の篝火 平成二十五年十二月九日 3 もっと見る
- 子も親も彼も彼女も友人もみな孤独らしくおあいことする 平成二十五年十二月二日 5 もっと見る
- 一日中晴れぬ霧に夕焼けを持込み此処はガレの画の中 平成二十五年十二月一日 3 旭川からの帰り道 もっと見る
- 今頃は君のところか移り気で綺麗な女さアキってやつは 平成二十五年十一月十七日 5 一瞬で去りよった。そしてながいな... もっと見る
