へし切さん
のうた一覧
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雲居なす心もしのに月影の 今宵この月 仲秋の月
令和元年九月十三日
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君をまつ虫の音聴きつ 秋の夜をひとり淋しみ 夢路を通ふ
令和元年九月十二日
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足早に秋に背をむけ 夏はゆく 空にさば雲 吹き渡る風
令和元年九月十一日
15
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吹きあれし野分の風にさるすべり道辺に赤き散り花の跡
令和元年九月十日
17
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長月にいりて野分の季節かな古き我が家に不安がつのる
令和元年九月九日
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台風15号、幸いに被害はなくほっ...
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天をさし伸びゆく枝先 むくげ咲く 真白き花の清しくもあり
令和元年九月七日
13
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誰そ彼と我をな問ひそ年ふれど避らぬ別れに君待つ我を
令和元年九月六日
15
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長月の露に濡れつつ君を待つ我を笑ふか有明けの月
令和元年九月五日
13
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吹く風の涼しくなりぬ 山の蝉 秋の響きの声たてて鳴く
令和元年九月三日
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ぼんぼりの灯り恋しや風の盆 見たさ逢いたさ想いがつのる
令和元年九月二日
15
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夏暮れて空にわき立つ雲消へて野辺の草葉も色かはりゆく
令和元年九月一日
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夏の暮れ風は静かに吹き来ればひびく将棋の駒をおく音
令和元年八月三十日
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いにしへの万葉かなに「恋は孤悲」ひとり老いては身に沁みけるかな
令和元年八月二十六日
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ふり見れば 知らず知らずに歩み来し 今来たこの道 またたどる道
令和元年八月二十四日
17
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朝夕のしぐれ静かに涼みゆく夏の終わりを告げる雨音
令和元年八月二十三日
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汗滲む残暑の日中 秋草の小さき花に こころ癒され
令和元年八月二十二日
15
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吹く風の日ごと秋めく朝露に濡れて移ろふ月草の色
令和元年八月二十一日
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ゆく夏の影を愛しみて蝉しぐれ残るいのちを愛し哀しと
令和元年八月二十日
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君のこと想ひうかべて書いてます 届く宛てなき 黄泉への文
令和元年八月十九日
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お名前は?何歳ですか? 爺に問ふ 久方ぶりの稚き顔
令和元年八月十八日
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この4月から通い始めたという保育...
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