へし切さん
のうた一覧
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歳とれど悩みの種は尽きもせず残る命を惜しみて生くる
平成二十六年三月八日
28
未だ迷いの中に...
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心なし淋しげに見ゆ山茶花は去りゆく冬を惜しむがに咲き
平成二十六年三月七日
22
冬にはあれほど燃え立つ紅に咲き乱...
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年を経て水茎の跡懐かしき妹が名残りの麗しき文字
平成二十六年三月七日
42
妻の書の御軸を新装したものが届き...
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瑞垣の久しき時を懐かしむ吾の餓鬼のころ大将めざし
平成二十六年三月六日
11
瑞垣の:久しきに掛かる 子供の...
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春あらし地中ざわざわ雨うてば虫たちのこゑ混じりてさわがし
平成二十六年三月六日
22
今日も雨風強く荒れた一日でした。...
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無常にも散らふ定めと咲く花に人の命の儚きを思ふ
平成二十六年三月五日
22
「死生命あり」:人の生死は天命、...
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思ひをば寄せてうへしはうたの花心に咲けばときは問はまじ
平成二十六年三月四日
18
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気まぐれな風のたよりに惑ふ梅此方彼方と誘はれければ
平成二十六年三月四日
17
寒暖の差に困った様子、我が家の梅...
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ことならば言はずにほしきガン告知聞く我さへに静心なし
平成二十六年三月三日
24
了解もなしに医者は妻に癌を告知し...
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ほどよきが仕合せなりと思ふれど落ちぬ欲垢失せぬ煩悩
平成二十六年三月三日
23
程々にと思うのだが...
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誤表記と気付くも遅し評価受く正すもならず恥じ入るばかり
平成二十六年三月二日
14
前作「耳をすませば」の歌に誤表記...
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春うらら少女の歌ふ二重奏澄みわたる空声がとけゆく
平成二十六年三月二日
29
先日、女学生が仲良く歌を歌いなが...
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うぐひすの鳴くや三月の梅の花憂目と思へど恋もするかな
平成二十六年三月一日
22
三句、四句の「うめ」は同音で別の...
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核あらば被曝の悲劇くりかへす不測いたらば人知及ばず
平成二十六年二月二十八日
13
第五福竜丸事件より60年、数々の...
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ゆるゆると春意動きて梅の花ひとつふたつとほころび香る
平成二十六年二月二十八日
23
春意:春の長閑な気持ち
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いたずらに歳こそかさね役を得るつたなきものと知る由もなく
平成二十六年二月二十七日
17
大人げ無い発言でしたね!真央ちゃ...
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風なくも命尽きるを悟るがにぽとりと落つる花ぞ哀しき
平成二十六年二月二十七日
43
椿を見るとやはり妻を重ねて思って...
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春のどか歩む足取りかろやかに天気晴朗こころも弾む
平成二十六年二月二十七日
21
今日は本当に寒さが和らぎ穏やかな...
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頑なに領有権を言ふなれば大気汚染は言へば更なり
平成二十六年二月二十六日
22
PM2.5が日本に上陸! 領海...
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里山の水泉動く谷の川瀬音さわがし春を告げゆく
平成二十六年二月二十六日
23
水泉動く:凍った泉が解けること
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