へし切さん
のうた一覧
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いにしへを偲ぶ寄す処もなき街の時雨て月も陰る夜かな
平成二十六年十一月二十日
22
淋しい...
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不器用と日々の精進貫いた昭和の巨星またひとつ落つ
平成二十六年十一月十八日
17
故高倉健さんに謹んで哀悼の意を表...
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さざんかの花くれないに燃えて咲く君を抱きし吾が胸の如
平成二十六年十一月十七日
19
今一度、燃えて 心乱れて 君を抱...
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哀しみの涙一筋頬つたふただただ泣いて声出し泣いて
平成二十六年十一月十六日
20
一生に一度だけの...
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寝床まで月を入れてぞ寝るとする独り老い身の寂しき夜は
平成二十六年十一月十五日
29
今宵も君の夢を見る...
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若きとき未来の夢にときめいて老ひては過去の思い出に酔ひ
平成二十六年十一月十四日
22
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冬の空見上げば月が輝いて吾も独りと微笑み返す
平成二十六年十一月十三日
26
誰もいずれ独りで生きてゆく...
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年の瀬に永田の町は大はしゃぎ民の不安も何処吹く風と
平成二十六年十一月十二日
15
大義なき総選挙、国民、分けても若...
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この先も見えないけれど大切なものを求めて風の中ゆく
平成二十六年十一月十一日
17
信念だとか、優しさだとか、勇気だ...
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大切なものは見えぬと言うけれどそれは心の目で観るものさ
平成二十六年十一月九日
17
心の目で見る:感じること、つまり...
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満つ月の雲が流れて見へ隠れ睦み寄り添ひよい月にする
平成二十六年十一月八日
20
満月と雲、私には仲睦ましい夫婦の...
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冬立つも暖かな朝散歩道冬の足音まだまだ遠く
平成二十六年十一月七日
19
近頃の寒暖差は老い身に応える。今...
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雨なれば雨を恨まず楽しみて 濡れてりんどう色鮮やかに
平成二十六年十一月六日
26
「晴れもよし、雨もまたよし」六十...
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十六夜の月も微笑む窓明かり家路をいそぐ夕べの行き来
平成二十六年十一月五日
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そんな日々が懐かしい...
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だんだんと似てくる癖の父偲ぶ無器用なれど一途であれと
平成二十六年十一月四日
20
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思い出は涙となりてあふれ出で止むをしらずや何の涙ぞ
平成二十六年十一月三日
22
老いの所為か、やりきれぬ悲しみ、...
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黄昏れてとぼとぼ歩む我が道の後ろ姿に夕時雨降る
平成二十六年十一月二日
22
後は静かに枯れてゆきたい...
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忸怩たる内の思ひを空に書き深呼吸して吹き飛ばせたら
平成二十六年十月三十一日
25
どうしょうもない自分がいる...
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惚れるとは好きも嫌いも受け入れて己が身を捨て守りぬくこと
平成二十六年十月三十日
22
「男に惚れる」また「女に惚れる」...
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夕焼けにいつもひとりで赤とんぼ暮れゆく秋を愛しげに飛ぶ
平成二十六年十月二十九日
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みんな一人で生きている...
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