へし切さん
のうた一覧
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現実と夢のはざまに僕たちは 迷い 大人の階段のぼる
平成二十七年五月六日
26
子供のころに抱いた夢のひとつひと...
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風に聞く雲の行方は知らねども天に従ふ命なりけり
平成二十七年五月五日
34
雲のように人は定めのままにいつか...
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夢失せて空ろとなりぬ現世に我が身を置くや息を潜めて
平成二十七年五月四日
28
出しゃばらず、ひっそりと生きてい...
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現実に囚われ生きるは味気なし されど夢見て 腹 満たされず
平成二十七年五月二日
24
老人のこの身には、この悩みはもは...
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見晴るかす武蔵野の原 雲消へて 風吹きわたり およぐ鯉かな
平成二十七年五月一日
25
最近は個人の家に鯉のぼりが上がっ...
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往く春の思いもかけぬ置き土産シラス台地に土砂降りの雨
平成二十七年四月三十日
22
異常気象はもはや想定外と言えない...
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願わくは君に寄り添ふ影法師恋い焦がれてはゆらく吾かな
平成二十七年四月二十九日
23
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遠足のママの作ったお弁当 帰りは想い出いっぱいつめて
平成二十七年四月二十八日
27
余りにも微笑ましいお歌でしたので...
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移りゆく時の随に翁草 何はじらはむ真白き髪を
平成二十七年四月二十七日
24
萼片(がくへん)が花弁状に俯き開...
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陽炎の春の名残りの夢見草 散り交ひ曇れ老いらくの夢
平成二十七年四月二十六日
23
もう初夏の陽気、蛍川様に和し、春...
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道の端に叢れ咲く花のたんぽぽは仲良し小好し蝶とたわむる
平成二十七年四月二十五日
24
蒲公英の花を眺め散歩。蝶蝶も楽...
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お願いと道行く人に手をふりつこの機ばかりにつくろふ笑顔
平成二十七年四月二十三日
20
候補者の名ばかりを拡声器越しに声...
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街角の横断歩道に立ち居れば 鴉がちょこちょこ 渡るをみとむ
平成二十七年四月二十二日
20
鴉は賢いというが、横断歩道を渡っ...
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ふたりいて笑ふて泣いてとも白髪生きるも死ぬもおなじと思ふて
平成二十七年四月二十一日
27
そう願っていたものだが、ままなら...
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風渡る青葉が上の凧 想いとどけと空高く舞へ
平成二十七年四月二十日
25
天国の君に届けと揚げてみたい.....
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老い初めて行き暮れ惑ふ人の道恋も切なれ生きるも切なれ
平成二十七年四月十九日
23
初めて:~はじめて 切:ひたす...
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時忘れつらき浮き世のかへり花ぽつりと咲かば知る人もなし
平成二十七年四月十七日
20
季節を遅れふと咲いた花を帰り花と...
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淋しげに俯き見れば芝桜 花の絨毯 笑顔がこぼる
平成二十七年四月十六日
24
同じ桜も空と地と時を違えて満開に...
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面影の見へてふと消へ 夢現 君が微笑み われ忘れめや
平成二十七年四月十五日
23
君が逝き、もう17年か...
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降り濡つ春の長雨の恋しぐれ思ふ涙に袖ぬらしつる
平成二十七年四月十四日
18
老いの恋文を詠めば...
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