へし切さん
のうた一覧
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思ふとも恋ふともあへぬ君なれや雲居はるかに吹き渡るかな
平成二十八年十二月八日
38
逢いたい...
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留まれるもみぢひとひら吹く風に散らなば散らね恋ひは死ぬとも
平成二十八年十二月七日
26
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風の音の冬ぞ愛しき子守唄ひとり寝ぬれば夢路を通ふ
平成二十八年十二月六日
27
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はるかなる流れ豊かによどみなくされど大河の声は静もる
平成二十八年十二月五日
25
大河の如き生きたし...
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今更に己が白髪をうらみじも心に染みて侘びしかるらむ
平成二十八年十二月四日
30
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薄墨に染みゆく空のひとつ星などか嬉しげ月が寄り添ひ
平成二十八年十二月三日
26
ひとつ星 三日月出でて 二人かな
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暮れぬべきこの一年を愛しみても思ひ侘ぶらむはや師走かな
平成二十八年十二月一日
28
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白雲の立ちたる空の冬木立こずゑ高きに散り敷く落ち葉
平成二十八年十一月二十九日
26
コーヤ様、ふみか様、夢兎様の裸木...
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冬枯れて朽ち果つままの柿の実の赤きに見たり命の力
平成二十八年十一月二十八日
32
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言の葉に思ひを置きて詠む歌の人それぞれの人間模様
平成二十八年十一月二十七日
32
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染めかほるうつろふ菊を面影に愛しき妹を恋ひぬ日はなし
平成二十八年十一月二十六日
29
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初冬の庭もはだれに降る雪の早きに惑ふさざんかの花
平成二十八年十一月二十五日
28
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変わりなき日々を過ごせど味気なく今日も買いゆくコンビニ弁当
平成二十八年十一月二十四日
31
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暮れかかる秋の夜空に一つ星ひとり眺めば愛しさつのる
平成二十八年十一月二十三日
25
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何処にかなにかを置きて忘るがに心侘しき暮るる秋かな
平成二十八年十一月二十二日
30
過ぎ去りし日々に心残りなどないの...
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吾が家の庭の石蕗はな咲きぬこの小春日の陽だまりのなか
平成二十八年十一月二十一日
27
この数日前より暖かい日が続き、つ...
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面影に見えてふと消え憂き世川 夢の浮橋 吾まどひにき
平成二十八年十一月二十日
27
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茜さす照れる月夜に桜樹は紅葉つ木の葉の花にまされり
平成二十八年十一月十八日
27
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黄落の降り敷く絨毯 踏みしめば 微かに聞こゆ冬の足音
平成二十八年十一月十七日
33
朝晩は冷え込むようになりましたね...
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雲隠るいさよふ月を立ち待ちにひとりある身の寝ねがてにする
平成二十八年十一月十五日
25
深更になって十六夜の月を見ること...
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