へし切さん
のうた一覧
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もみぢして古き都は人の波 寄せてはざわめく沈黙の古刹
令和五年十二月四日
14
オーバーツーリズムで京都をはじめ...
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しあわせな人をし見れば微笑まし吾は淋しい老い人なれども
令和五年十二月一日
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されど風邪 たかがと思う歳は過ぎ じっと治まるを我慢して待つ
令和五年十一月二十六日
13
たかが風邪、されど風邪 拗らせ...
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青竹の空へ空へと迷ひなくこの君なくば吾もまたなし
令和五年十一月二十三日
16
この君:竹の異名、王羲之「何何一...
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値上げされ量も減らされ 秋風の千江の浦廻の コンビニ弁当
令和五年十月二十三日
12
秋風の:千江に掛かる枕詞、 千...
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十月なかば過ぎても夏の日の残れば詠めぬ紅葉する秋
令和五年十月十九日
14
11月も間近なのに、日中は夏日の...
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おやすみと夢に誘われ明日は来る今日の涙はかわき消えゆく
令和五年十月四日
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秋は夜 月の頃には更なりと言の葉種を書きたむ 夕べ
令和五年九月三十日
13
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届いたよ 元気な孫子の笑い声 何より嬉しい敬老の日に
令和五年九月十八日
13
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その耳は何処に向いているのかな? 苦しみの声 届かぬ政治
令和五年九月十二日
10
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これまでは出来ていたのに辛くなる青息吐息 老いを知る日々
令和五年九月十一日
10
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台風の事無く過ぐるをただ祈る心細さと 諍ふ一日
令和五年九月八日
14
こんな日に、ひとりはつらい...
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涼風に虫の音のせて贈ります 想いを込めて 残暑見舞いに
令和五年九月三日
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幾つもの 涙はあれど忘れえぬ 妻との別れ 子らの旅立ち
令和五年八月二十七日
16
涙には 幾つもの 想い出がある ...
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里の家 今はむかしの思い出に 蚊遣り 蚊帳吊り 吹き抜ける風
令和五年八月二十一日
13
昔の家は、玄関も開けっ放し。風が...
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あの世でも歌っているのか植木さん この世じゃ 会社勤めは辛い
令和五年八月十八日
12
「サラリーマンは気楽な稼業と来た...
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今死んで悔いはないけどもう少しやっぱり生きていたいと 思う日
令和五年八月十七日
12
「八月や六日九日十五日」 反戦...
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ながらへば由無きことの常ならむ憂き世の余所に思い置くべし
令和五年七月二十日
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世の中は苦しきことの多かりと 白髪の恨をみ重ぬといへども
令和五年七月四日
10
どうしようもない...
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しかたなし降り敷く雨のこんな日はこころ静かに雨音をきく
令和五年六月三十日
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今日は一日、弱い雨ながら浮かぬ空...
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